京寿司の魅力が詰まったちらし寿司も。 大人な京都女子旅!寺町散策で巡りたいカフェ・グルメ店4軒。お土産やスイーツもチェック。
愛され続ける老舗、アンティークショップやギャラリー、喫茶店に至るまで、寺町には洗練された名店がそろいます。Hanako『京都の、ほんと。』「大人が憧れる、寺町へ。」より、〈寺町 李青〉店主の鄭玲姫さんをナビゲーターにお迎えして、京都・寺町のグルメ4軒をご紹介します。
1.〈寺町 李青〉おいしくて美しい韓国の文化と出会う。/寺町丸太町
「韓国の文化を伝えられたら」と、今出川の〈李青〉に続きオープンした李朝喫茶。
「韓国の食文化は体を元気にしてくれます」と鄭さん。
生薬を使った伝統茶をおいしくアレンジした韓方茶 700円、ナツメやクコの実などで作る薬膳ケーキ 500円。黒毛和牛のカルビサンドも人気。器や古道具の販売も。
〈寺町 李青〉
■京都府京都市中京区下御霊前町633
■075-585-5085
■12:00~18:00 火休
■22席/禁煙
2.〈村上開新堂〉ときめくほどクラシック!洋菓子の始まりが伝わる。/寺町二条
明治40(1907)年創業、京都で最も古い洋菓子店。
受け継がれるロシアケーキは素朴な味わいで、ノスタルジックなおいしさとかわいさ。時の流れを感じる内装や包装にもときめく。店内奥にはモダンなカフェが。
〈村上開新堂〉
■京都府京都市中京区寺町通二条上ル東側
■075-231-1058
■10:00~18:00、カフェ~17:00(16:30LO) 日祝、第3月休
■17席/禁煙
3.〈末廣〉手をかけた仕込みこそ京寿司をおいしくする。/寺町二条
「江戸前は魚、京寿司は飯が主役なんです」と9代目店主の柴田十起夫さん。
ちらし寿司は、細かく刻んだ椎茸やかんぴょう、イカのミンチなどが混ぜ込まれ、シャリそのものがおいしくて感激する。鯖寿司や冬の蒸し寿司も名物。
〈末廣〉
■京都府京都市中京区寺町通二条上ル要法寺前町711
■075-231-1363
■11:00~19:00(売切れ次第閉店) 月休、火不定休(HPで告知)
■6席/禁煙
4.〈聞香処〉心が深くリラックスする初めての聞香体験。/寺町二条
1663(寛文3)年創業、お香や和文具を扱う〈鳩居堂〉が香木の香りを聞く“聞香”を体験してもらえたらと開業。
電子香炉による聞香体験はお茶とお菓子付きで、伽羅 1,000円、沈香 1,600円。奥深い香りに心が静まる。喫茶だけの利用可。おみやげにしたいお香や雑貨も。
〈聞香処〉
■京都府京都市中京区寺町通二条下ル妙満寺前町464
■075-231-0510
■10:30~17:30(喫茶16:30L0) 水日祝休
■9席/禁煙
Navigator…〈李青〉鄭玲姫さん
李朝喫茶〈李青〉と〈寺町 李青〉を営み、作家の器や骨董も扱う。店内の花を生け、メニューの仕込みも自身で。着こなしもいつも素敵で、憧れる人は多い。平安蚤の市に出店も。
Hanako『京都の、ほんと。』特集では、京都の楽しみ方を多数ご紹介しています!
(Hanako1176号掲載/photo : Noriko Yoshimura text : Aki Miyashita)