ボジョレーはヌーボーだけにあらず! フランスワインの銘醸地ボジョレーを代表するワインメーカー「ジョルジュ デュブッフ社」のマリアージュセミナーに行ってきました! FOOD 2017.06.15

フランス・ボジョレー地区にありボジョレーワインを世界120カ国で販売する、大手ワイン会社ジョルジュ デュブッフ社。今回は〈有楽町ワイン倶楽部〉にて、ジョルジュ デュブッフ社の“ボジョレー”ワイン数種とそれぞれのワインに合わせた食事もいただけるという、メディア向けのテイスティングセミナーに参加させていただいた様子をレポートします。

ボジョレーワインとは?ジョルジュ デュブッフ社のボジョレーワイン3種をご紹介

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

ジョルジュ デュブッフ社のアドリアン・デュブッフ・ラコンブさん

まず、ジョルジュ デュブッフ社を設立し“ボジョレーの帝王”と呼ばれるジョルジュ デュブッフ氏の孫である、輸出部長アドリアン・デュブッフ・ラコンブ氏から、ワイン作りにかける想いやボジョレーワインについて説明が。

その後、テイスティング用ワインが配られます。今回メインで紹介されたのは、こちらの3種類のワインです。

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

ボジョレー(左)、ボジョレー・ヴィラージュ(中)、サンタムール(右)

日本で“ボジョレー“ワインと言えば“ボジョレー・ヌーボー”を思い浮かべるひとが多いと思いますが、ボジョレー現地では様々なボワインが作られているそう。

ボジョレー・ヌーボーとボジョレーの違いは、ボジョレー・ヌーボーがその年に収穫したブドウで作る新酒であり解禁から数ヶ月が1番おいしいのに対し、ヌーボー以外のものは半年ほど熟成させてから翌年の春以降に出荷されるため数年に渡っておいしく飲めること。

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

各自テーブルにてテイスティング

ボジョレーと聞くと、今まで“ボジョレー・ヌーボー”しか知りませんでしたが、こんなにもいろいろな味わいのワインがあることを知りました!テイスティングした3種のワインについて簡単にお話すると…

・「ボジョレー」
素直でチャーミングなボジョレーらしさが1番出ているワイン。ブドウのガメ種そのものの本来の魅力が感じられる味わいだそう。実際にいただいてみると、さっぱりとしていてブドウの爽やかさが味わえます。

・「ボジョレー・ヴィラージュ」
ボジョレーの中でも優れたワインを生み出す、38の村から収穫されたブドウのみを使って作られたワイン。ボジョレーが赤い果実ならこちらはブルーベリーやカシスなどの黒い果実を思わせる風味で、骨格のしっかりした飲みごたえのあるもの。飲んでみると、果実のしっかりした風味が味わえました。

・「サンタムール」
ボジョレーの特に優れたワインを生産しているクリュの中でも、最も北に位置した村で作られたブドウで作るワイン。エレガントで繊細な味わいで、ボタンの花やモモ、アプリコットなどのフルーツの香りがするそう。いただくと、酸味が全然なく、ブドウの味わいがとっても濃く感じられました。

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

ロゼ(右)もテイスティングワインとして登場!

今回は特別に、日本では未発売のロゼもテイスティングさせていただきました。なんとフランスは世界1位のロゼワイン生産国かつ消費国だそう。赤ワイン続きの後にいただいたので、飲みやすいさっぱりとした淡い味わいにホッとしました。

ワインに合わせた料理が登場し、マリアージュを堪能します

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

ワインに合わせるプレート。(左から時計回りに)パテ・ド・カンパーニュ、コールドポーク、パン、生ハム、牛肉の赤ワイン煮

そして、〈有楽町ワイン倶楽部〉で作られた、ワインとのマリアージュを楽しむお料理が登場。こちらは普段お店でも人気のメニューたちなのだとか。

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

お料理との相性は、パテ・ド・カンパーニュやコールドポークはボジョレーに、生ハムはボジョレー・ヴィラージュ、牛肉の赤ワイン煮はサンタムールと良いそう。ロゼは万能とのこと!

肉の旨みを赤ワインの芳醇な果実の香りがしっかりと受け止めていて、ワインが一口また一口進みます。

Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE

各テーブルを回りながら雑談をするアドリアンさん

今回のイベントでジョルジュ デュブッフ社のワインを紹介してくれたアドリアン・デュブッフ・ラコンブさん。日本でのインターンシップ経験があり、自身の経験からカツ丼(!)や焼きそば(!!)などもワインに合うと教えてくれました。

今回テイスティングで、日本では”ヌーボー”のイメージが強いボジョレーも、様々な種類があるのだと実感!

また、お料理とのマリアージュを楽しむ中で、日本食とも合うとお話を聞き、これからはもっと自由にいろいろなお料理に合わせてワインを楽しみたいと思ったのでした。

今回のセミナーの会場となったのはこちら!

101

〈有楽町ワイン倶楽部〉
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビルB1F 
TEL 03-3201-3389 
[月~金]11:30~14:30、17:00~23:00
[土]16:00~23:00
[日・祝]16:00~22:00
※料理L.Oはランチ30分前、ディナー1時間前。

Videos

Pick Up