デート初めはグルメも忘れずに。 参拝と一緒に楽しめる!デートをするならグルメな【浅草】がおすすめ。
毎年多くの参拝客が訪れる浅草寺。初詣で訪れようとしているカップルも多いはず。参拝してそのまま帰るのはもったいない!せっかくだから、近くのグルメなお店も立ち寄ってグルメな浅草デートにしませんか?
1.名店でどじょう料理を堪能。〈駒形どぜう 浅草本店〉
浅草きってのどじょう料理専門店。建物は昭和39年に再建されたが、店構えは古きよき時代を思わせる。
煮詰まってきたら割り下を足して。
どじょうはお酒をかけ、2種を合わせた甘味噌で煮込んで下ごしらえ。味噌は創業時から、老舗〈ちくま味噌〉が作るここだけのもの。ネギをたっぷりのせてつまむと、じんわり煮詰まったどじょうの身がとろんととろける。時たま感じるごりっとした骨の歯応えも心地いい。お好みで七味と山椒を。
(Hanako1144号掲載/photo : Shinichi Yokoyama text : Wako Kanashiro)
2.参拝後にはちょっと休憩。〈SPLENDOR COFFEE〉
浅草駅と田原町駅の中間に昨年オープンしたコーヒースタンド。浅草には珍しく、ブルックリン風のスタイルだ。コーヒーマニアの店主が近隣のコーヒーショップと協力して作成したオリジナルのマップが手に入る。
エスプレッソにクリームのようなフォームドミルクを注いだコーヒー。バリスタが丁寧に淹れるコーヒーが好評。
〈ペリカン〉のパンに〈鎌倉ハム〉のロングソーセージを挟んだホットドッグが食事の人気メニュー。
(Hanako1141号掲載/photo: Mao Yamamoto text: Keiko Kodera)
3.浅草ディナーはちょっと贅沢に。〈MICRO BISTRO Pétanque〉
カウンターのみ8席の小空間は「マイクロビストロ」の名に相応しく、オーナーシェフ山田武志氏が気取らず、手早く、思いもかけぬ旨い料理を出すリズムは浅草らしく、粋。
ミョウガ、カイワレ、大葉ほか薬味をサラダのようにたっぷり添えたサンマの燻製具合は程よく、洋梨とローストトマト&モッツァレラは自然派ワインをもう一杯進ませるみずみずしさ。
直送で届く山梨のオーガニック野菜や、浅草の老舗精肉店の最良の肉の部位を使えるのも、少人数の客が相手の小さな店ならでは。
(Hanako1144号掲載/photo : Shinichi Yokoyama text : Chiyo Sagae)
4.デートの締めはクラシカルなバーで〈浅草サンボア〉
関西を代表する名バーののれん分け13号店。2011年の開店以来、地元民に愛される存在に。
午後2時からオープン。「ここで待ち合わせて1杯飲んで、そのあとどこかへ繰り出す方や、新聞や本を読みながら一人で飲むお客様もいらっしゃいます」とマスターの松林喜智さん。
背筋が伸びる飴色の店内で、名物の氷なしハイボール1,080円~を。「さっと飲んでいく若い女性も多いですよ」と松林さん。一度は訪れたい名店。
(Hanako1121号掲載:photo:Katsumi Omori, Katsuyoshi Motono(shop)text:Tomoko Kurose, Ryoko Morimoto(shop))