銀座・日本橋の超行列コーヒースタンドを知ってる?日本の伝統美と濃厚ラテに惚れ惚れ。|神田愛花の「間違いない街、銀座。」第15回
かんだ・あいか/1980年神奈川県生まれ。フジテレビ系お昼の帯番組『ぽかぽか』にMCとして出演中。情報番組やバラエティー番組など幅広く活躍する。銀座好き。歌舞伎好き。
日本の伝統美が息づくコーヒースタンドへ。
銀座の路地裏にできた長い行列。その先をたどると、洗練された和の佇まいのコーヒースタンド〈BONGEN COFFEE〉がありました。一歩足を踏み入れた瞬間に圧倒されるこだわりが詰まった名店。今回は、2025年にオープンした2号店〈BONGEN COFFEE 日本橋店〉を訪ねました。

店内に一歩入ると、そこはまるで小さな博物館のよう。店主・白石航さんの「好きなもの」で埋め尽くされた空間には、職人の技と日本の伝統文化がふんだんに取り入れられています。



一見すると、コーヒースタンドとは思えない設えですね。日本のコーヒー好きの方だけではなく、海外の旅行客の方が行列を作るのも分かります。
最初に目に入った盆栽もすごい迫力。この幹の異物感とか荒々しい雰囲気は、やっぱり樹齢を重ねないと出ないものですよね。すごすぎて、ついいろんな角度からまじまじと見てしまいました(笑)。
誰かと感動を共有したい濃厚ラテ。

コーヒーに詳しくない神田さんに、スタッフさんが「一口飲んだら飛びますよ(笑)」と太鼓判を押したのがお店自慢の濃厚なラテ。そんな魅力的な言葉に導かれ、今回は他店ではなかなかお目にかかれないという貴重な浅煎り豆「プレミアム パナマゲイシャ」を通常の2倍贅沢に使い、濃厚に仕上げた特製ラテをいただくことに。




実は私、コーヒーの味そのものを純粋に楽しむような優雅なことは今までしたことがなくて。毎朝コーヒーを飲んでいるとは言っても、牛乳を飲むためにコーヒーを少し足しているような人間なんです(笑)。
でもそんな私でも分かるくらい、このラテは本当にすごい……! 苦味がなくて、丸みのあるフルーティーな酸味がズーンとくるんです。きめ細かな泡がやさしく包み込んでくれながら、コーヒーの主張もしっかりガツンと感じられる。
これはちょっと異次元すぎて言葉で表現するのが難しいですね…誰かとこの感動を共有したいです。
最中とおにぎりと。至高のマリアージュ。
〈BONGEN COFFEE〉の魅力は、コーヒーだけにとどまりません。サイドメニューとの組み合わせによって、楽しみはさらに広がります。



今まで食べてきた抹茶のお菓子と全然違う! 抹茶の苦味が本当になくて、舌触りがまるで絹をなめているかのようになめらか。この濃厚な抹茶餡とクリームチーズが、お互いを邪魔せずに完全に一体化してるんです。そして、この最中を食べた後にコーヒーを飲むと……コーヒーのフルーティーさがふわっと引き立って、まさに最高のマリアージュ。フレンチのデザートに近いような奥深さがありますね。
おにぎりがコーヒーに合うというのも意外でした。「味噌焼きおにぎり」の香ばしさと合わさると、今度はコーヒーのグッと爽やかな酸味を感じられる。こうしてコーヒーの表情が変わるのも楽しい、日本の良さに気づかせてくれる素晴らしい組み合わせですね。


「銀座が好きで、ホッとできる場所を作りたかった」と語る店主の白石さん。英語を縦書きにしたメニュー表などそういった独自のスタイルも、ちょっとした煩わしさから会話を生み出し、より和んでもらうためのこだわりの1つです。

全体を通して“日本の自慢”と強く感じました。ただ日本らしいビジュアルなのではなく、クオリティとこだわり、そして美しさのすべてにおいて、職人さんがなしえる“日本の底力”がサラッと存在している。海外の方に対して、本当に誇れるお店だと思います。
店主の白石さんは銀座が好きで、「銀座にこういう場所を作りたかった」とお話しされていて。銀座という土地は、こういう情熱を持った方を引き寄せて、それを実現させる場所なんだなと改めて感じました。海外からのお客さんにも「ここに来たら絶対に損はさせません、絶対に喜んでいただけます!」と自信を持っておすすめできる、大感動の体験でした。
「間違いない街、銀座。」次はどこに行く?
次回もお楽しみに!
住所:東京都中央区京橋1丁目19−4
TEL:03-5915-4841
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
instagram:@nihonbashi_bongen
















