旅の終わりに乾杯。 福岡旅行のラストナイトはハシゴ酒!隠れ家的スポットで乾杯しよう。福岡・薬院のオススメ3軒
平戸を巡る旅の終わりは、北九州第一の都市、福岡へ足を延ばそう。数年前から全国の酒好きの間でにわかに脚光を浴びている福岡・薬院。もとは閑静な住宅街に、一軒また一軒と個性的な店が単なる偶然のように隣接するワンブロック。旅の終わりはハシゴ酒でパーっと盛り上がりましょう!
1.ワイン造りまで始めた自然派ワインの聖地で角打ち。〈とどろき酒店 薬院stand!〉
自然派ワインと各種酒の販売で人気を誇る人気を誇る〈とどろき酒店〉が「飲める店を」と薬院に2年前に開店。自然派ワインのセレクトで群を抜き、さらにレアな日本酒と焼酎も網羅している。食前酒を軽く一杯、角打ちで粋に。
音楽好きの主人と意気投合した蔵元がこの店用に出す日本酒「TAMA」(グラス小300円)やスタッフが収穫する巨峰の自然派ワイン「Rose Bossa」など、この店ならではの一杯を求め、遠方からの客も多数。
2.名物かわりうどん発祥の居酒屋で小皿料理に舌鼓。〈二◯加屋長介 薬院本店〉
ひとり旅の居酒屋利用は、いろいろ頼めないのが悩みの種……。その心配も無用なのが〈二◯加屋長介 薬院本店〉。
酔っ払い赤海老(1尾350円)、ご当地感ある蒲鉾バターや酢ごぼう(各400円)、明太卵焼き(550円)など、小ぶりサイズで注文可能。カウンターに並ぶお品書きに価格表示がないのはそのためだから、ご安心を。
一番人気「鶏スープあつかけうどん」も半量で。
3.スナックかと思えば実は麺酒場という超個性派店!〈つどい〉
隣接ビル内の〈つどい〉はl、ナゾだらけのメニューが旅情を誘う名店だ。
路地裏の飲み屋〈つどい〉のメニューに並ぶ、「汁なしのアレ」とか「訳ありのアレ」の文字。
店主・葉山昌平さんが福岡の有名ラーメン店〈麺道はなもこし〉と3種の麺を共同開発し、本気で手作りするのは、誰もが知るインスタント麺の名作(汁アリだったり、なかったり)そのものの食感と風味!福岡の夜の〆に最適です。
(Hanako1160号掲載:photo : Kenya Abe text & edit : Chiyo Sagae)