洗練された立ち呑みスタイルも新しい! ブルーチーズと梨!?お洒落で斬新な創作系もたくさん!恵比寿でカジュアルに天ぷらが楽しめるバル3軒
カジュアルに天ぷらを楽しめる“カジ天”酒場が、恵比寿に急増中。注文後に揚げるあつあつを楽しめるのは専門店に同じ、おまけに1品から好きなものだけを食べられる。店ごとの味わい食べくらべてみては?
1.高級店の魅力はそのままに、立ち呑みスタイルの大衆性をミックス。〈立呑み天婦羅喜久や〉
四季を感じる生木のインテリア、美しい有田焼の器、目の前でさっそうと働く料理人。高級感を漂わせるお店だが、実は立ち呑み席のみ。築地から届く旬の味を天ぷらで気軽に楽しめる。上質な白絞油で満たしたマイクロウェーブフライヤーで揚げることで薄い衣はさっぱりヘルシー。敷紙なしでも器に油が滴らないほどカラリとして、食感も豊か。使用するのはディスプレイに陳列された旬の野菜。
名物は大根の天ぷら200円。おでんダシが染み込んでいるので、そのままどうぞ。海老300円や万願寺250円は3種類の塩などで味付け。
ワインや日本酒など40種以上のお酒がそろう。
〈立呑み天婦羅喜久や〉
■03-5422-9077
■渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル1F
■16:00~2:00(土日~23:00) 無休40席(立ち呑みのみ) 禁煙
■エビス生600円、グラスワイン500円。エビス福梅酒600円。
2.神戸発の個性派天ぷらを、飾らないアーバンスタイルで。〈EBISU FRY BAR〉
神戸の人気店〈ISOGAMI FRY BAR〉が2016年春に東京進出。「ニューヨークに出店するなら」というテーマの元、モノトーンで統一した都会的な空間に。自慢の天ぷらはスモークチーズと淡路たまねぎ、煮穴子と有馬山椒といった食材の組み合わせを楽しませる創作系が中心。兵庫産の日本酒、カリフォルニアワインなどと合わせてどうぞ。店内は半個室も完備。ランチは天丼、昼夜共通で十割蕎麦あり。
夜はブルーチーズと梨550円といった斬新な天ぷらが。野菜単品などは150円からとリーズナブル。
頭は天ぷら、身は刺身で。
〈EBISU FRY BAR〉
■03-3280-8739
■渋谷区恵比寿1-26-13 ぼくみつマンション1F
■11:00~14:30、18:00~23:00日休(連休の場合は最終日休) 25席 喫煙(ランチタイムのみ禁煙)
3.【閉店情報あり】西欧風モダンなバルで手で食べる、バラエティに富んだ串天ぷら。〈テンプラワバル〉
イタリアンやスパニッシュベースの料理をそろえる店の雰囲気は、気軽なバルそのもの。が、店のウリは18種の串打ち天ぷら。「江戸時代の屋台のように手で手軽に」との思いからこのスタイルに。バジルソースやトリュフ塩で仕上げたもの、とびっこを湯葉で巻いたものなど、風味や食感は多彩。メニュー名がシンプルなためサプライズ感もあり。内装やメニュー表などのデザインもジョージ・Kさんによるものだ。
海老180円はバジルソース、アスパラ250円は生ハム&トリュフ塩で。串天ぷら5 本盛り合わせ1,280円もお得。
豊かな発想力でメニューを開発するジョージ・Kさん。
〈テンプラワバル〉
■03-6450-3015
■渋谷区広尾1-16-2 VORT恵比寿II 1F
■18:00(土17:00)~24:00 日祝休38席 喫煙
■樽ワイン飲み放題2時間1,500円、グラスワイン(赤、白)390円。
(Hanako1121号掲載/photo : Kenya Abe text : Kota Shizuka edit : Kei Sasaki)