濃厚な味わいが自慢。 W杯開催国の味とは?ボルシチやロールキャベツも!東京都内のロシア料理店3軒 FOOD 2018.06.28

連日白熱した戦いを繰り広げ世界中を熱狂させている、2018年FIFAワールドカップ。開催国のロシアまで応援は行けないけれど、気持ちは同じ!なんて気分を味わうために東京でロシア料理を食べませんか?本場の味を再現した絶品店をご紹介します。

1.場所も時代も、どこか遠くへ来たような錯覚に。〈ロシヤ料理 ラルース〉/浅草

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浅草で店を営み35年。レトロっぽい雰囲気で、にぎやかな雷門通りから少ししか離れていないのに別世界のような店内。

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看板メニューの「キャベツロール」1,780円は葉に厚みのある国産キャベツを使用。具材の近江牛ひき肉とライスを、ぎゅっと包み込む。ピロシキ(2個780円、各税込)もおすすめだそう。

(Hanako1144号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi Shoji text : Hiroko Yabuki)

2.ロシアの定番料理を、定食風にアレンジ。〈かふぇ たぬきや〉/中目黒

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目黒区役所裏の住宅地にある知る人ぞ知るロシアンスポット。夜はグルジアワインのバーに変身。モスクワ出身のジーナさんのレシピは家庭で受け継がれてきた味。「味はホンモノ。でもロシアでは気軽な食堂でもコースで食べるので、このようにトレーにのせ、一度に食べるスタイルは見かけませんね」とジーナさんは笑う。

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ビーツの色が鮮やかなボルシチ、ライスを混ぜたジューシーなロールキャベツなど、主菜とスープを選ぶランチセットは1,100円。酸味が効いたオリーブと肉のスープ「サリャンカ」など、ほかではなかなか味わえない料理も。ママの味に心がほぐれてくる。

〈かふぇ たぬきや〉
■東京都目黒区上目黒2-21-9 B1 
■03-6452-2312
■11:30~15:00(土~17:00)、18:00~24:00/月日祝休 
■22席/ランチは禁煙

(Hanako1156号掲載/photo : Chihiro Ohshima text : Noriko Maniwa edit : Kahoko Nishimura)

3.本格的なロシア料理をリーズナブルに。〈Cafe RUSSIA〉/吉祥寺

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ロシア人スタッフが働く店内では、居ながらにしてロシア体験が。ジョージア料理もあるグランドメニューは終日オーダー可。ランチでロシア料理に入門したらディナーにも行きたくなる。

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牛すね肉、牛骨、牛筋などをたっぷり使い、丸1日煮込んだスープと生のビーツで作るボルシチ。オーブンでじっくり焼き上げるピロシキ。コクのあるクリームソースで仕上げるビーフストロガノフ。日本流にアレンジされたものではない本物のロシア料理をきちんと伝えたいとの思いから、手間をかけたこうした料理をランチでは破格の値段で提供。ランチBセット1,050円のボルシチと肉のピロシキ。ピロシキは揚げずにオーブンで焼くのが本当のロシア流。

〈Cafe RUSSIA〉
■東京都武蔵野市吉祥寺本町1-4-10 ナインビルB1 
■0422-23-3200
■11:30~22:00LO(ランチ17:00LO)/無休 
■24席/禁煙

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