おもしろいワインを飲みたいならコレ!
学芸大学〈Ri.carica〉のおすすめグラスワイン3種
イタリア料理とナチュラルワインの楽しみを提案する〈タバッキ〉グループ系列の旗艦店〈Ri.carica〉。ワインマネージャーの小谷佳世さんにグラスワイン3種を提案してもらいました。
伝統への敬意と個性を表現する、顔が見える造り手のワイン。
「開業から10年超、イタリアのナチュラルワインの生産者を招いてたくさんのイベントを開いてきました。古いスタッフたちの中には彼らのワイナリーを訪ねた者も多い。お客様が常に〝造り手を近くに感じられる〞レストランでありたいと思いながら、毎日お店に立っています」(小谷佳世さん)
「イタリアの地図が描かれたエプロンは、15年前にフィレンツェのお土産屋さんで買ったもので、〝フリウリ? この辺ですよ!〞と指さしながらワインの説明に活用しています(笑)。今回は、おもしろい個性がありながら、クラシカルなワインとの共通点もある生産者のワインを中心にご紹介します」(小谷佳世さん)
セレクトしたのはこの3本!
〈Ri.carica〉ワインマネージャーの小谷佳世さんセレクトのグラスワイン3種を紹介します。
※[口開け日]2023年10月28日~(なくなり次第終了)
1.ダニエーレ・ピッチニンのエポケー 2020(白泡)
ダニエーレ・ピッチニンはヴェネトの生産者で、ドゥレッラとシャルドネで造る白ワインのムーニが有名です。が、ぜひこのエポケーも飲んでいただきたい。シャンパーニュ? と思う方もいるほど、エレガントで上質なスパークリングです。
2.オットマーニのキャンティ・スペリオーレ 2019(赤)
オットマーニは、キャンティクラッシコの造り手。キャンティはトスカーナ州で造られるサンジョヴェーゼ種のワインで、イタリアの赤の代表格です。オットマーニのキャンティはその中でも優しい、エレガント系。みんなでゴクゴク飲みたいワインなので、マグナムボトルをご用意しています。
3.パオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ(オリジネ) 2013(白)
パオロ・ヴォドピーヴェッツは、イタリアナチュラルワイン界随一の〝努力の天才〞の異名を持つ造り手。やや熟成感を感じられる2013年のヴィトフスカは、鹿などのジビエに負けない力強さ、旨味があります。
Ri.carica(リ・カーリカ)
住所:東京都目黒区鷹番2-16-14 B1
TEL:03-6303-3297
営業時間:18:00~23:00(22:00LO)
定休日:不定休
席数:24席
HP:https://tabacchi.co.jp/ri-carica/
ワインや食材の生産者をお店に招いたイベントも数多く開催している。