コーヒーの街・ポートランドのスローライフを感じられるカフェも必見! コーヒーがもっと楽しくなる!【三軒茶屋】こだわりのコーヒーショップはここ!
ロースターやバリスタに相談できたり、コーヒーカルチャーが盛んなポートランドの空気感を感じられたりと、三茶にあるコーヒー専門店はさらにコーヒーを深められるお店ばかり!コーヒー好きなら是非訪れたい、三軒茶屋のコーヒースタンド&カフェをご紹介。
1.ポートランド文化が詰まった小さなカフェ&バー。〈PORTLAND CAFE and MARKET〉
17年暮らした米国ポートランドの味を、と店主の小原治さん。
小原さんが一杯ずつ淹れるドリップ。店内にはアメリカで買い付けたヴィンテージ雑貨が所狭しと。「ポートランドは無数のロースターがひしめくコーヒーの街。その味は浅煎りで酸味がいきいきとして軽やかです」。豆は日本ではここだけとなる現地の繁盛店〈スターリングコーヒー〉のものを直輸入。
会話を楽しみつつ、ハンドドリップの一杯を待つ。このゆるやかな時間、まさにポートランドのスローライフ。
2.相談しやすく、飲みやすい。理想の街のコーヒー屋さん〈Coffee Wrights〉
距離の近さに会話も弾む、明るいカウンター。2階席もあり。レトロな日本製ロースターで焙煎した豆はブレンド、シングルオリジンを合わせ常時5、6種。産地を絞らず「飲みやすく、味と価格のバランスよく」とヘッドロースターの宗島由喜さん。煎り具合も柔軟に、テスト焙煎を重ねてジャストを探る。
またコーヒー同様、サービスも身近で親しみやすい。豆選びの相談はもちろん、淹れ方や味わい方を学ぶワークショップも盛況。
3.コーヒーライフを充実させる2つの相談カウンター。〈OBSCURA MART〉
三茶コーヒーカルチャーの草分け〈OBSCURA〉の新店が世田谷通り沿いに登場。注目は豆と淹れ方、それぞれの相談カウンター。
実際の豆を見ながらコミュニケーションが取れる豆の相談カウンター。経験豊かなバリスタにコーヒーの疑問を尋ねたり、2種の試飲から自分の好みを探ったり。会話を通してコーヒーを深く楽しめる。
注文したコーヒーを目の前で抽出してもらいながら、淹れ方のコツを聞ける。店愛用の道具も販売。ファクトリーから届く豆は15種以上。シングルオリジンを中心に、クリーンな味のものがそろう。
(Hanako1143号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Chiho Ohsawa)