ときめく!スイーツ大賞2021【パフェ部門】 2021年、注目の個性派パフェ10選!【全国】スイーツエキスパート総勢20名が厳選。
総勢20名のスイーツエキスパートを審査員に招き、今年を代表するであろう甘い“逸品”を厳選。今回は、パフェ部門。年ごとにグラスの大きさ、高さ、素材の構成などに大きな変化を見せるのが、スイーツの大定番であるパフェ。使用する器や受け皿などにもこだわりが向き、一つの作品のようなドラマティックな存在を演出したパフェが多い傾向にあった。コース料理のように振る舞われる新進気鋭の進化が止まらないパフェ10選を覗いてみよう。1月28日(木)発売号Hanako「ときめく!スイーツ大賞2021」よりお届け。
1.〈L’atelier à ma façon 〉の唐津の富田さんのビオレソリエス(幻の黒いちじく)とマルサラ酒を利かせたザバイオーネのパフェ/上野毛
パフェの名店で15年腕を振るった名手・森郁磨さんが築き上げたクリエイティブな発想と表現力、そして独創的な世界観にパフェ好きたちは虜。コーヒー、タイムを隠し味にした大人のパフェは、日本では珍しい黒いちじくが主役。「最近注目度が高いビオレソリエスを、アルザス産の黒ビールのブランデーと合わせていち早くパフェで表現。また、規格外ながらも品質の良いものを使うサステナブルな一面も見えました」(平岩さん)。2,800円(税込)。
〈L’atelier à ma façon(ラトリエ・ア・マ・ファソン)〉
■東京都世田谷区上野毛1-26-14
■10:15~15:00 不定休
■20席/禁煙
【審査員のコメント】
・『今後もパフェの最先端を走り続けること間違いなし(斧屋さん)』
・『ほかにないおいしい驚きを生む、唯一無二の存在(chicoさん)』
・『遊び心にくすぐられながらもパフェの経験値を上げてくれます(嶋田祥子さん)』
2.〈夜パフェ専門店 モモブクロ〉の感謝のガーベラパフェ/池袋
感謝の意を持つピンクのガーベラを再現したパフェは、16種のパーツから構成。食感や味の違いを感じながらも、フランボワーズが効いたさっぱりとした一品に。「毎回コンセプトやテーマ設定が面白い。一輪の花をもらったような華やかさに、明るい気持ちになりました」(嶋田さん)。1,700円。
〈夜パフェ専門店 モモブクロ〉
■東京都豊島区西池袋1-40-5 名取ビル B1
■03-6914-1839
■17:00(土日祝15:00)~24:00(金土~1:00)無休
■32席/禁煙
【審査員のコメント】
・『黒糖もちの中にある、ブルーベリーソルベが絶品!(嶋田祥子さん)』
3.〈CAFFE SICILIA The Parlor〉のフルーツパフェ/シャインマスカット/月島
昨年10月にオープンし、12月まで提供された限定パフェ。皮まで食べられるすっきりとした味わいのマスカットはジュレなどにも施し、間にはクリームなども挟むことで一体感あるケーキのような仕上がりに。「クリームの甘さが控えめで、最後までシャインマスカットを堪能できます」(シズリーナさん)。1,600円(税込)。
〈CAFFE SICILIA The Parlor(カフェシチリア ザ・パーラー)〉
■東京都中央区月島3-7-12 THE CITY 月島 2F
■03-6225-0351
■12:00~20:00 月休
■28席/禁煙
【審査員のコメント】
・『もんじゃストリート発の新星スイーツ専門店!(シズリーナさん)』
4.〈洋食 KUCHIBUE〉のル・レクチェのパフェ/代官山
料理家でオーナーシェフの坂田阿希子さんの出身地である新潟の名産品「ル・レクチェ」を使った限定パフェは、店自慢のグラタンなど洋食アラカルトを食べた後にいただきたい。「坂田さんならではのノウハウが詰まったパフェ。素材の味のバランスがお見事です」(渡辺さん)。2,000円。
〈洋食 KUCHIBUE(くちぶえ)〉
■東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラス C棟15号
■03-5422-3028
■11:30~、13:30~の2部予約制 火水休
■20席/禁煙
【審査員のコメント】
・『ル・レクチェを知らない人も一口食べたら口笛を吹きたくなる♪(渡辺紀子さん)』
5.〈水信フルーツパーラー〉のバナナキャラメルパフェ/馬車道
台湾バナナの加工卸問屋としてスタートした100年続く老舗果物店。エクアドル産の最高ランクの完熟バナナは、キャラメルのほろ苦さとマッチして大人の味に。「パフェとして表現することで、バナナのおいしさを再発見できた逸品」(下井さん)。1,900円(税込)。
〈水信(みずのぶ)フルーツパーラー〉
■神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F
■045-662-9295
■11:00~20:00 休みは施設に準ずる
■36席/禁煙
【審査員のコメント】
・『バナナ愛を感じる、バナナが主役のパフェ(下井美奈子さん)』
6.〈カフェひとあし〉のパイナップルのパフェ/神奈川
夏の訪れを告げるような清涼感あるパフェは、20種類以上の素材を組み合わせた宝箱。目の前を流れる中津川を眺めながら涼しげに楽しみたい。「初夏のパフェだったらシンプルな構成にしがちなところを、さまざまなパーツを用いてさわやかさを表現する独創性に驚かされました」(斧屋さん)。1,500円。
〈カフェひとあし〉
■神奈川県愛甲郡愛川町半原1946-1
■046-280-4233
■11:00~17:00LO 月火休
■36席/禁煙
【審査員のコメント】
・『ゴーヤチップにパチパチ飴!夏を楽しむ要素が満載(斧屋さん)』
7.〈dessert cafe HACHIDORI〉のハロウィンパフェ~カボチャと味噌~/逗子
3種の味噌とカボチャがベースの、こっくりとした味わいのハロウィン限定パフェ。やはり目を惹かれるのがオーナー・神通佑輔(じんつうゆうすけ)さん考案の貼って剥がせる繊細なパーツだ。「パフェグラスの側面の使い方について年々工夫が進んでいるなか、蜘蛛の巣を外側に貼り付けるという驚きの表現力!」(斧屋さん)。1,890円。
〈dessert cafe HACHIDORI(デザートカフェハチドリ)〉
■神奈川県逗子市逗子5-5-10
■0468-70-1320
■11:00~17:00(売り切れ次第終了)不定休
■7席/禁煙
【審査員のコメント】
・『甘すぎないパフェで、味噌の塩味が良いアクセントに(斧屋さん)』
8.〈DORUMIRU〉のクアチュオーレ/金沢
4種の季節パフェをテイクアウト用に考案。各フルーツに合わせたクリームは程良い柔らかさで口の中を包む。「お店の味がそのまま再現されており、テイクアウトパフェとしてのクオリティの高さに驚きました」(きょん。さん)。オンラインショップで購入可。4個入り3,800円(税込)。
〈DORUMIRU(ドルミール)〉
■石川県金沢市広岡1-5-3 クロスゲート金沢 1F
■076-260-0300
■10:00~19:00 無休
■14席/禁煙
【審査員のコメント】
・『自宅でもクオリティの高いパフェをいただけます(きょん。さん)』
■オンラインショップ:https://dorumirushop.com/
9.〈グラノーラ専門店 fig〉のきな粉といちじくのパフェ/大阪
昨年移転オープンしたグラノーラ専門店のイートイン限定パフェ。こだわりのグラノーラは、2種類のきな粉とドライフルーツの代わりに甘納豆を入れるなど、和素材の組み合わせに。「新鮮なフルーツを使い、グラノーラも体にやさしく安心のおいしさです」(nanshiさん)。いちじくの季節に再開予定。980円(税込)。
〈グラノーラ専門店 fig(フィグ)〉
■大阪府大阪市旭区千林1-1-14
■06-6924-9861
■11:00~17:00LO 月土日祝休、ほか不定休
■15席/禁煙
【審査員のコメント】
・『グラノーラの食感も楽しい和素材いちじくパフェ(nanshiさん)』
10.〈Smørrebrød KITCHEN〉のエデン/大阪
北欧郷土料理のオープンサンドをテーマにしたカフェで、密かに人気のパフェシリーズ。「店内のモダンな雰囲気に合う視覚的美しさと、味覚的おいしさを兼ね備えた秋限定パフェです」(きょん。さん)。浅く広い口のグラスを使うことで、いちじくとレアチーズ、サングリアゼリーを混ぜながらいただける良さも。1,200円。
〈Smørrebrød KITCHEN(スモーブローキッチン)〉
■大阪府大阪市北区中之島1-2-10 中之島図書館 2F
■06-6222-8719
■9:00~20:00 不定休
■40席/禁煙
【審査員のコメント】
・『いちじくを贅沢に使った、大人のリッチパフェ(きょん。さん)』