カフェから割烹料理屋まで。 限られた時間でも京都を満喫!京都駅から徒歩約10分圏内のグルメスポット5選

FOOD 2019.09.20

はるばる京都まで来たけれど、仕事で来たたから時間が限られている…新幹線まで時間ができちゃった…なんてことありますよね。そんな方におすすめ!京の玄関口・京都駅から徒歩約10分圏内の京都のグルメスポットをご紹介します。カフェから割烹料理屋さん、そしてお土産にぴったりのおしゃれな和菓子屋さんまで、ちょっとした空き時間も京都を満喫しませんか?

1.茶筒の蓋を開けた瞬間のワクワク感がたまらない。〈Kaikado Café〉/河原町七条

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茶筒の老舗〈開化堂〉が手がけるカフェのアフタヌーンティーは、茶筒をベースにした菓子缶が主役。

カヌレはその時々で味が変わる。落雁やゼリーで季節を感じさせてくれるのが京都らしい。お菓子缶2,500円。2名分のドリンクが付くドリンクセットは3,900円。
カヌレはその時々で味が変わる。落雁やゼリーで季節を感じさせてくれるのが京都らしい。お菓子缶2,500円。2名分のドリンクが付くドリンクセットは3,900円。

「元々あった4寸2分というサイズの大きな茶筒を見て、若手職人たちが昨年春に完成させた菓子缶。せっかくならとカフェでも人気の〈鍵善良房〉や〈HANAKAGO〉〈チーズガーデン〉のお菓子を詰めました」と店長の川口清高さん。2段のトレイも中の小さなカップも、茶筒と同じ技で作られた立派な工芸品。そこにミニカヌレやシューバター、干菓子などをイン。トッピング用に〈中村製餡所〉のあんこも添えた。端正な茶筒の中から、すっと現れる甘い世界。ギャップも魅力のお菓子缶だ。

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〈開化堂〉
菓子缶は販売もしており銅・真鍮製は各64,000円、ほかブリキ製40,000円も。カフェで使われている、トレイの中の小さなカップは今後販売を予定している。

(Hanako1170号掲載/photo : Noriko Yoshimura text : Mako Yamato)

2.全国各地のロースターと出会えるコーヒーめぐりの起点になるスタンド。〈KURASU〉/京都駅

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地元っ子と旅行者が交じり合う、京都駅から徒歩5分のグッドロケーション。シドニーを拠点とする〈Single O〉と、全国各地のロースターのスペシャルティコーヒーから月替わりで3店の豆が集まる。「ここで出会ったロースターを出張のついでに訪ねる方があったり、知らなかった地元の豆に驚かれたり。気軽に飲んでもらって広まっていけば」。スタンドの気軽さで初めてでも話が弾み、朝の一杯も、ゆっくり長居も、気持ちよく過ごせる。

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スタンドらしい、気さくな対応がうれしい。地方の焙煎所からバリスタやロースターがやって来て直々にサーブすることも。

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宇治〈森半〉の抹茶を使った、アイス抹茶ラテにエスプレッソショットを追加した、知られざる、ツウなオーダー。きれいな層になったビジュアルがSNSで話題に。それぞれの味を楽しんでも、混ぜ合わせても。500円。

(Hanako1131号掲載:photo:Yoshiko Watanabe text:Aki Miyashita)

3.「京都のブルックリン」で薪料理と空間を。〈Kyoto FOOD HUB & LABO〉/十条

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日が暮れると静かになる京都駅南の十条界隈。〈キョウト フード ハブ&ラボ〉の灯りは、そんな街を変える予感に満ちている。NYで長く暮らした経験のあるオーナーが「JR線をイーストリバーに見立てると、十条はブルックリン。実は交通の便もよくポテンシャルも高い。ユニークな街作りの先駆けになれば」と店を構えた。

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工場だった建物を古材を使ってリノベーション。

薪焼き料理の「京赤地鶏(半羽)と季節の野菜」(4,300円)(2~3人用)。
薪焼き料理の「京赤地鶏(半羽)と季節の野菜」(4,300円)(2~3人用)。

薪で焼き上げることでスモーキーな香りをまとった地鶏。外はパリッと中はしっとり。契約農家から届く野菜もうれしい。薪グリルで香りをまとわせながら焼く薪焼き料理を、クラフト系のビール・ジン・ワインなどと味わいたい。

(Hanako1141号掲載/photo : Akira Yamaguchi text : Mako Yamato)

4.京都駅からすぐの割烹料理屋さん。〈燕〉/京都

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飲食店が少ない京都駅南側にあるこのお店。

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自家製のウスターソースをかけたビフカツ1,800円は、赤身肉を使用しているため脂少なめで見た目よりも軽い口当たり。女性にもオススメ。上質赤身を使ったビフカツを酸味の利いた自家製ソースと。

(Hanako1141号掲載/photo: Hiroshi Matsui, Noriko Yoshimura text: Kimiko Yamada)

5.京都の玄関口で買えるモダンデザインの京菓子。〈鶴屋?信 IRODORI〉

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「和菓子を幅広い世代に親しんでいただけるように」と、これまでとは趣をガラリと変えて展開する直営店〈IRODORI〉。京都駅八条口という便利な立地もうれしい。和紙デザイナー・堀木エリ子氏が装飾を手がけるカフェで、マカロンのような最中をはじめ、和モダンな甘味を味わえる。

小倉あん・抹茶あん・バニラアイスを挟んでいただく「もなかプレート」(900円)
小倉あん・抹茶あん・バニラアイスを挟んでいただく「もなかプレート」(900円)

併設のショップでは、パステルカラーの琥珀糖やスティック状の有平糖など、現代的なデザインの菓子やグッズを販売。

手前から「琥珀糖」(1,000円)、「有平糖」(500円)
手前から「琥珀糖」(1,000円)、「有平糖」(500円)

ほかの店舗では買えない限定物も多いので、帰り際にお土産を選ぶのにも最適。

〈鶴屋?信 IRODORI〉
享和3年創業。初代・鶴屋伊兵衛が上京区で創業し、茶の湯と共に発展してきた京菓子の老舗。昭和25(1950)年に〈株式会社鶴屋信〉を設立。「ヨキモノヲツクル為ニ材料、手間ヒマヲ惜シマヌ事」という家訓を大切に上質な京菓子を種類豊富に生み出す。代表銘菓に風味豊かな「柚餅」や棹菓子の「京観世」など。

(Hanako1141号掲載/photo : Makoto Ito, Kunihiro Fukumori (Tsuruya Yoshinobu IRODORI) text : Ai Kiyabu)

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