ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! 包丁いらず!辛旨クッパ風うどん。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを、フードデザイナー・細川芙美さんが紹介する新連載。第11回は、包丁を使わずに作れるクッパ風うどんをご紹介します。
今回のテーマ:「包丁いらずの、辛旨クッパ風うどん。」
キムチ鍋の素。B面女子は冬のみならず、夏もちゃっかりお世話になってます。“辛い”が進む、まだまだ残暑が残る季節。今日は包丁を一切使わず、チャチャッと作っていきましょう。
■材料(1人分)
にんにく…1片
生姜…3g
赤唐辛子…2本
サラダ油…適量
キムチ鍋の素…100mL
水…100mL
酒…大さじ1
おでん昆布…1本
牛肉切り落とし…100g
豆もやし…ひとつかみ(60g)
卵…1個
うどん…1袋(200g)
きゅうり…1/2本
ごま…お好みの量
えごま…1枚
刻みねぎ…適量
もうお決まりでしょ?にんにく生姜は生がお約束!
【1】連載が始まって以来、口を酸っぱくして言い続けている「にんにく生姜は生のススメ」を今回も 忠実に。にんにくはフォークで穴を開けて香りを出し、生姜は皮付きのまま下ろす。赤唐辛子、サラダ油大さじ1/2とともに鍋に入れたら弱火で熱し、香りが出たら火を止める。
麺類は出汁が命!じっくり育てます。
【2】1の鍋にキムチ鍋の素と水、酒を入れる(おでん昆布もあれば、よりおいしくなる)。中火で5 分ほど煮たら火を止めて。
カリカリになるまで見届けて!それがスープをもっとおいしくします。
【3】フライパンにサラダ油適量を引いたら牛肉を広げて入れ、中火でしっかりと焼き目がつくまで焼く。片面は焦げ目がつくまで焼くこと。途中、余分な油はキッチンペーパで拭き取って。
煮るのではなく、置いて火を通す!
【4】出汁が出始めた1の鍋のスープに牛肉と豆もやしを入れ、中火で熱する。
アンニュイ卵で形状残し!
【5】具材にかからないように、軽くほぐした卵を入れる。白身が好きなら、卵は溶きすぎないこと。卵が固まったら、お好みでほぐして。
すぐ仕上げたいならレンチン。もしくはフライパンで茹でる。
【6】沸騰したフライパンにうどんを入れ、1〜2分ほど茹でてほぐす。サッと冷水でしめたら、器に盛り付ける。
きゅうりは手で割る!実は、切るより味の馴染みがいい調理法!
【7】きゅうりを手で半分に割ったら、フォークで押しつぶしてヒビを入れ、タテに。最後は食べやすい大きさに割って。
さあ!盛り付けを“おいしもう”(※美味しい+楽しもうの造語です)。
【8】うどんが入った器に、刻みねぎ、豆もやし、卵の順にのせたら牛肉を豪快にのせ、さらに刻みネギをトッピング。
えごま、きゅうり、ごま、赤唐辛子も彩りでのせ、最後にスープをそーっと流し込んだら…。
辛旨クッパ風うどんの完成!うどんをすする前に、えごまで牛肉を巻いて1回楽しみます。
夏って暑くて食欲が落ちがちだけど、「あれ食べたい」「これ食べたい」って思い浮かぶものも意外と多い。そう思うと1年に2〜3ヶ月しかないこの季節もちょっと愛おしくなる。
そのころA面女子は…?
Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!