ずっと、ここにいたい自由が丘 Magazine No. 1143 2017年10月05日 発売号
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掲載店舗
- カフェ カレー usubane今春、カレーの名店〈ジジセラーノ〉が、惜しまれつつ15年の歴史をとじた。同地に店を立ち上げたのは、喫茶店や農場で働きつつ10年来の熱烈なファンだった薄羽皓一朗さん。大好きなカレーの味を守りたい一心で弟子入りし、スパイスの配合や手順を師匠からみっちり学び味を引き継いだ。ベースとなるカレールゥは、フルーティながらピリッとスパイシーで、噴き出す汗が止まらない。甘くて辛い絶妙なバランスが人々を虜にする。バナナやトマトをトッピングして、オーブンで焼いて仕上げる、前店の名物「焼きカレー」も健在だ。 テーブルごとにジャグで用意されるデトックスウォーターは無料。ランチのカレーは夜と同価格で、サラダ、ピクルスが付く。+200円でコーヒー、紅茶などがセットに。
- イタリアン ワインバー binwan 2nd元住吉の人気店の2号店は炉端焼きにフォーカス。ここへ来たらまず、がっつり系のお肉を。イベリコ豚にラムのティーボーンステーキ、“ごきげん鶏”など、どれも厨房でじっくり焼き上げ、出来たてアツアツ。 オープンして1年。コースは2,500円~。
- 中華 飲茶・点心 羽根つき焼小籠包 鼎’s 自由が丘店小籠包の名店〈京鼎樓〉の流れを汲む、NEO台湾屋台が今年4月オープン。羽根つき焼き餃子に着想を得た「羽根つき焼小籠包」1人前4個入り390円(税込)と小皿料理を楽しめる。このメニューのキモはつけダレ。陳章雄台湾総料理長が神戸で出会った酢味噌をアレンジしたタレに、香港ラー油がベストマッチ。
- カフェ コーヒー専門店 Sunset Coffee自由が丘の一角「サンセットアレイ」に生まれた、小さなコーヒースタンド。三軒茶屋〈OBSCURA COFFEE ROASTERS〉が監修するオリジナルのブレンドコーヒーは、チョコレートのようなコクとスッキリした柑橘系の後味が特徴で、「冷めてもおいしい」を決め手に作った、街歩きにぴったりの味だ。 コーヒー350円(税込)〜。テイクアウトのみだがベンチあり。オリジナルブレンドは豆の販売も。
- アメリカ料理 カフェ NEW NEW YORK CLUBニューヨーク好きのオーナー振角勇輔さんが、その最新カルチャーを発信したいと開いたカフェ。同地のデリをイメージしてDIYした店内で味わいたいのは、定番屋台フードのチキンオーバーライス。 ブルー&ホワイトの外観が目印。店内に飾られた、現地買い付けのグッズは購入可。
- ダイニングバー たこ焼き 居酒屋 ナンリ亭取材時のポテトサラダはNo.156。オープン以来、具や味付けをアレンジしてたどりついた数だ。「楽しみに来てくれる方も多いので作り続けますよ」と、会員制バーやスナックが入った昭和の面影を残すビルの2階に、肩の力を抜いて過ごせるレトロな酒場を開いた南里康次郎さん。1品700円前後の小皿料理をアテに、日本酒や焼酎を合わせて過ごすのがいい。 日本酒は1杯700円~、焼酎は1杯600円~。
- 割烹 和食 和食屋 だれかれ20年来の友人である料理人、福田雅宣さんの味に惚れ込んだオーナーが、彼をシェフに迎え8月にオープン。山形産の食用菊の酢の物に、ダシが効いた里芋のあんかけ、シャキシャキのれんこんコロッケ。「毎日食べたくなる味」との言葉どおり、どの料理も端正かつ優しい味わいが際立つ。 中目黒駅から徒歩10分。貸し切りの日もあるので来店前に電話で確認を。
- カレー その他アジアンエスニック料理 すぱいす暮らしさわやかなスパイスの香り立ち込める店内でいただくのは、和の食材も取り入れ、試行錯誤を重ねたデイリーな創作スパイス料理。おつまみやサラダ、肉料理にも巧みにスパイスを使う。おめあてのカレーは、新鮮&上質なホールスパイスを絶妙にブレンドした、辛くないのに胸がスカッとする鮮烈の味わい。体の芯から元気になれる。
- ベーカリー TAKUPAN〈シェ・リュイ〉などで商品開発を手掛けていたという大野工シェフ。自身の店は“地域密着のパン屋”がコンセプト。子供から年配の方まで誰もが気に入るパンがあるように、と考案したパンは70種以上。小麦は国産や海外品をブレンドし、発酵ダネも天然酵母からイーストまで幅広く使い分ける。仕上がったパンは新鮮な食感と懐かしさを併せ持つ飽きない味ばかり。
- たこ焼き バル LAFF BAR & KITCHEN大阪出身の店主が営む、たこ焼きとお酒が愉しめる店。大阪のたこ焼きの特徴といえば、生地にダシをきかせること。ここでは鰹や昆布などでダシをとり、何もかけなくてもおいしいくらい、生地の完成度を高めている。たこ焼きは全12種類でテイクアウトOK。コスパの良さでも話題。