和も洋も、古くて新しいモダンな町 京都和も洋も、古くて新しいモダンな町 京都 Magazine No. 1131 2017年04月06日 発売号
他の号
掲載店舗
- カフェ Vermillion – cafe.オーナーの木村さんはメルボルンに18年暮らし、実家が茶屋を営む伏見稲荷大社のそばでカフェをオープン。人気観光地世界No.1に輝いた名所だけに外国人旅行者も多く、海外さながらの雰囲気。「旅先でいつもの一杯が飲めるとほっとできるので」、ミルク少なめのピッコロラテなど、リクエストに応じてカスタマイズも。スタッフも海外滞在経験者が多く、接客もフレンドリーなメルボルンスタイル。緑あふれるテラスでリラックスしたい。 大鳥居前に1号店も。
- インド料理 バー CURRY & BAR 240ニコヨンスペシャルカレー1,210円(税込)は、ココナッツ入りニコヨンチキンカレー、スパイシー感が弾けるペッパー牛スジカレー、野菜の水分で鶏肉を煮込むパキスタンカレー、ゴボウと鯖のスパイシーキーマと全4種が味わえる。生卵や副菜を好みで混ぜて。
- バー 立ち飲み 柳小路TAKA店主の西村崇さんは懐石料理の修業を経てミラノの〈NOBU〉など海外で活躍したスゴ腕。日本酒は自身が魅了された滋賀〈岡村本家〉の「金亀」のみを扱うという潔さで、精米歩合40〜100の7段階のお酒をそろえる。まずは7種飲み比べで好みの味を見つけ、和洋ミックスの料理との相性もいろいろお試しを。昼前から通し営業ゆえ、ゆるり昼酒にも最適。 ふな鮨800円、焼き鳥1本200円〜、カクテル600円〜。
- おでん 京料理 miso嘗sho一番ダシと鶏ガラスープで炊いたおでんには、ダシでゆるめた白味噌がとろりとあしらわれる。「赤提灯のイメージがあるおでんを京都らしく」と、店主の河原奈美さんが惚れ込んだ老舗〈山利商店〉の白味噌を使用。定番ものに加え、ほたてバターや揚げ餅、牛タンなど斬新なおでん種がそろう。おでんの天ぷらや味噌からあげなど、お酒を進ませる一品も。 要予約。おでん200円〜、日本酒800円〜。
- その他日本料理 丹丹後から届くいきいきした野菜、自家製の納豆やお米、平飼いの卵など、素材からこだわった体が喜ぶ朝ご飯が人気。キッチンから音や香りも伝わってわくわく。食後は2階のサロンで白川を眺めてコーヒーでひと息。空間もモダンで美しく、贅沢な時間が過ごせる。
- カフェ カマタ店大阪・御幣島でギャラリーを営んでいた鎌田安彦さん夫妻が、京都で古道具店をオープン。「1970〜90年代のデザイナーズプロダクトに目がないんです」と話すとおり、店内は五十嵐威暢デザインのガーデニンググッズや黒川雅之のGOMシリーズ、エリック・ホグランの花器など、国内外のグッドデザインの宝庫! 奥様が切り盛りする小さなカフェスペースでは、鹿児島の郷土菓子・ふくれや山盛りトッピングの自家製パイなど、個性豊かなおやつが出迎えてくれる。
- バル 燻吟 かず家スタイリッシュな空間で、15時から飲める木屋町の隠れ家。44都道府県のえりぬきの地酒を取りそろえ、常時120種以上がスタンバイ。リストもあるが自力で選ぶのは難易度高、なのでまずは「三種飲み比べセット」1,200円を。おまかせでもお好みでもOK。アテはお通しからデザートまで工夫を凝らした自家製燻製が名物で、どれも立派な酒泥棒。 お通しの「超・瞬間燻製」500円。(全て税込)
- バー 立ち飲み sour河原町五条〈炭火焼く鳥 ソリレス〉の2号店は、酎ハイ専門のスタイリッシュな立ち飲み屋。フルーツショップさながらに並んだ中から好きな果物を選び、目の前で搾ってもらうスタイルが楽しい。ソルベやエスプーマ仕立て、山椒やアニス、パクチーなどハーブ系の漬け込み酒も含めて約30種がそろっているので、いろいろとチャレンジしてみて。 グラスワイン500円。(全て税込)
- 京料理 三味洪庵鳥取藩勘定方を務めた初代が岩倉具視の命により、北前船で運ぶ食材を商ったのが〈三味洪庵〉の始まり。食事処があるここでは、京の食文化を受け継ぐ、西京漬やちりめん山椒などのおぞよ(おかず)や甘味が楽しめる。爽やかな季節はぜひ白川に面したテラスで。
- カフェ 喫茶上る高瀬川を眺めながら畳でくつろげる、京都らしい町家カフェ。1階の窓は古い建具にガラスをはめ込み、雰囲気も見晴らしも良くなるように。桜のシーズンは2階からの眺めがおすすめ。ブレンドはオーガニックの豆で自家焙煎し、季節に合わせて飲み心地良く。