「テレビ朝日アスクで、アナウンス技術を学んでみた」第1回 実践前に習得!本来の自分の声が出せるようになる、発声・発音トレーニング
LEARN 2022.12.05
Hanakoのイベントで司会をするなど、人前で話す機会の多いハナコラボ プロデューサー・土屋志織が、アナウンススクール〈テレビ朝日アスク〉に入門。果たして、憧れのアナウンサーのような話し方になれるのか…?全4回、短期集中連載でお届けします。
今回、担当する先生は…
元テレビ朝日アナウンサー、テレビ朝日アスクの取締役を務める川瀬眞由美さん。川瀬さんには、土屋が司会を担当したオンラインイベント「Hanako SPECIAL SWEETS FES」の動画を事前に確認してもらい、話し方の分析をしてもらっています。
実は声が小さいわけでもなく、はきはきと話し、欠点がなさそうな土屋。しかし、Hanako編集長・杉江には「早口だ」と言われたそう。「土屋さんはしっかり話すことはできますが、もしかしたら力んで声を出すクセがあるかもしれません。のどや肩、胸などを使って声を出している印象があるので、それを楽に出せば、深い声、温かい話し方ができるようになりますよ」(川瀬さん)。
第1回は、アナウンサーが最初に行う、基本の発声・発音トレーニングを体験。「司会後は声がかすかすになり、のど飴が手放せなかった」という土屋のため、疲れない声の出し方を学びます。
まずは、体に力が入っていると声が出ないことを実感する
立った状態で両手をぐっと握り、体全体に力を入れ、顔を上げて「あ」と言う。のどをきゅっと締めた状態だと咳き込んでしまい、思うように声が出ないことがわかります。次に、同様に力んだあと、ふっと楽にした状態で「あ」と言ってみる。「おお!楽に声が出ました」(土屋)。「これは極端ですが、少しでも力が入っているとのどを締めて苦しかったり、すぐに疲れてしまう。どこが必要なのかというと、ずばり“体を支える、お腹の内側の筋肉・インナーマッスル”なんです」(川瀬さん)。