ハナコラボSDGsレポート 障がいの有無を超えて。アパレルブランド〈SOLIT!〉が目指す“オールインクルーシブ”な社会
SUSTAINABLE 2022.07.29
ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第69回は、編集者として活躍する藤田華子さんが、ファッションブランド〈SOLIT!(ソリット)〉を手がける社会起業家・田中美咲さんに話を伺いました。
“オールインクルーシブ”とは、すべてを包括するという意味の言葉。それをキーワードに掲げ、選ぶ人の選択で、なんと1,600パターン(!)もの組み合わせを可能にしたファッションブランドが〈SOLIT!〉です。
これを手がけるのは、社会起業家の田中美咲さん。東日本大震災を機に数々の社会課題のソリューションを提案し続け、2018年には『Forbes JAPAN』の「地球で輝く女性100人」「新しいイノベーション日本の担い手99選」に選出されました。数々の華々しい経歴を携え、彼女がいま取り組んでいるのはまったく知見がなかったというファッションの分野。
「私たちは、一年かけて一商品しか出せません。何かを作ることは環境負荷が出るということ。環境負荷を少しであったとしても出しても、発売するべきものなのかを吟味しています」。
人の多様性だけではなく、動植物や地球環境すべてを抱きしめて、多様性を肯定するような大きな視点でブランドを手がける田中さんに、〈SOLIT!〉への想い、社会課題に向き合う際の心構えを伺いました。