身につけるものもサステナブル。 服を長く着るためには?身につけるものにまつわる8つのゼロカーボンアクション。
流行を追い、気づけば簞笥の肥やしになっている洋服はありませんか?製造や流通にかかるエネルギー使用量も環境負荷も高く、サステナブルであるためにはどうあるべきかが着る側にも問われています。今回ご紹介するのは身につけるものにまつわる8つのゼロカーボンアクション。ポイントは簡単。今持っている服を大事に長く着るためにはどうしたらいいか。そして、新しい服を買う時はどうやって作られているかを考える。服を楽しむことがゼロカーボンにつながる。
1.スタンダードなアイテムを選ぶ。
自分の中で定番を作ること。流行に左右されずにアイテムを選んでいれば、次のシーズンには着られない…という失敗はなくなるはず。愛着を持てるものを選ぶようにしよう。
2.古くなった服はリサイクルへ。
日本の衣類廃棄量は年間100万トン。ひとりあたりなんと約26枚も。ただ捨てるのではなくリサイクルを考えたい。様々なブランドが店頭で古着回収をはじめているので利用して。
3.フリマやシェアも利用する。
捨てる・増やす時にはリユースやセカンドハンド(古着)の利用も視野に入れて。フリマアプリを利用するほか、シェアやレンタルサービスを利用して買わずに済ませる方法も。
4.本当に必要か見極めて購入する。
まずクローゼットを見直してみよう。眠ったままの衣服を見直して、整理整頓をしてみよう。長く着るために、品質や価格、自分が着続けられるスタイルかよく見極めて。
5.受け継いで着る。
祖母や母親が着ていた洋服や着物、アクセサリーなどを譲り受けるのも立派なアクション。大事に持ち続けていた価値のあるものを受け継ぎ、身につけることは自分の喜びにもなる。
6.環境に配慮した服を選ぶ。
原材料の選び方、製造、輸送、廃棄に至るまでの考え方を知りたい。たとえば作る人と環境に配慮した洋服だけのセレクトショップ〈Enter the E〉を利用しても。
繕い直して着る。
ボタンがとれたらつける、ほつれたら繕う。自分でできなくてもリペアしてくれるブランドも。着られなくなったら捨てる、ではなく、手を加えて愛着を増すことを選びたい。
服の手入れをちゃんとする。
長く着続けるためには、衣服のケアをちゃんとすることも大事。老舗クリーニング店が開発した環境に優しい自然由来成分のランドリーソープ2,750円(清水屋 089-941-7388)