賢く暮らせて環境にも優しい街づくりとSDGsへのアプローチ。 今、最先端な街づくりで注目されている〈柏の葉スマートシティ〉へ。【Vol.3】街で考える、わたしたちのこれから。
持続可能な街づくりや効率的なエネルギー供給が求められる今、公・民・学のパートナーシップによってそれらを実現する〈柏の葉スマートシティ〉をハナコラボパートナーが訪れました。(PR/三井不動産)
環境、産業、健康の3つをテーマに街を育てる。
SDGsでも「住み続けられるまちづくりを」と安全な公共スペースの提供や持続可能な居住計画が目標に掲げられている今、環境保護や産業の活性化、住民の健康に配慮した街として注目されている千葉県柏市の〈柏の葉スマートシティ〉。自治体や大学・研究機関、三井不動産をはじめとする民間企業の「公・民・学」が連携して誕生したこの場所では、「環境共生」「新産業創造」「健康長寿」の3つをキーワードに、さまざまな取り組みが実践されている。この街の暮らしを体験すべく、ハナコラボ パートナーのシナダユイさんとともに訪れた。
〈柏の葉スマートシティ〉の注目すべき5つのポイント!
エネルギーを管理して、環境に優しい街づくりを実現。
まず、環境への取り組みとしては、AEMS(エリアエネルギー管理システム)を採用し、地域のエネルギー運用と災害時のエネルギー情報を管理。オフィスの電力需要が高まる平日はオフィスエリアを中心に電気を供給し、商業施設がにぎわう休日には〈ららぽーと柏の葉〉にと、エリア内で調整しながら電気をシェアし合うことで、効率的に省エネルギーとCO2削減を実現している。一部の施設では停電時にも電力が供給可能なので、いざという時にも安心して過ごせるのも特徴のひとつ。
サポートが充実のオフィスで新たなビジネスを生み出す。
また、多くの大学や研究機関が集まるつくばエクスプレス沿線エリアならではの、新産業を応援する取り組みにも注目。創造的なビジネスのためのオフィス〈KOIL(コイル)〉では、ベンチャー支援の専門家によるアドバイスや起業等のサポートを受けることができる。ワークスペースや会議室のほか、3Dプリンターやレーザーカッターを利用できる「KOILファクトリー」も備わっていて、より効率的にビジネスに取り組めると好評だ。「設備が充実していてたくさんアイデアが浮かびそうですね」とシナダさん。
子育て世代におすすめの豊かな緑に囲まれた住環境。
豊かな自然に囲まれた〈柏の葉スマートシティ〉はランニングやウォーキングにも最適。コンパクトにまとまっている街なので、駅周辺をぐるりと散歩するだけでもほどよい運動に。さらに、仕事と家庭を両立したい人々を支えるために、駅周辺には保育園や学童保育施設、病院を完備している。
ほかにも、自然と触れ合える「アクアテラス」や、約180店舗が集う商業施設〈ららぽーと柏の葉〉にも歩いて行けたり、電車の高架下にある〈かけだし横丁〉には居酒屋などたくさんの飲食店が軒を連ねており、小さな負担を減らして賢く楽しい日常生活を送りたい子育て世代にぴったりだ。
好きな野菜を育てて楽しむ駅チカの屋上農園。
ショッピングや映画を楽しめる〈ららぽーと柏の葉〉の屋上には、なんと農園が!白菜やネギ、レタスなど、利用者が思い思いの野菜を育てているプランターが並ぶ。駅の近くで自分の畑を持つのはなかなか難しいが、これなら気軽に挑戦できそう。
個性豊かな約20店舗が並ぶ、近隣の人々に愛される横丁。
街に訪れる人、働く人、住まう人が集うにぎわいの拠点として誕生した〈かけだし横丁〉。赤ちょうちんが目を引くこの通りには、和食や中華、イタリアンなど、さまざまな飲食店が並んでいる。「どのお店に入ろうかな」とシナダさんもワクワクした様子。
環境と産業、健康に配慮し、そこに暮らす人たちの“自分らしい生活”を支えてくれる〈柏の葉スマートシティ〉。ゆっくりと巡りながらその全貌を知り、「数十年後も住み続けたいと思ってもらえる街づくりってこういうことですよね」とシナダさんも納得した様子だった。
Reporter…シナダユイ
ナチュラルビューティーハンター。ハナコラボSDGsレポーターとして、オーガニックコスメやエシカルなものづくりについて発信中。
(Hanako1192号掲載/photo:MEGUMI text:Momoka Oba)