わたしの“いつも”が、よりよい世界につながる。 環境にも良くて、ビールの泡もおいしくなる!〈パナソニック〉の取り組み #2 地球に優しい「森のタンブラー」
SDGsに個人が取り組むのは難しそうに思えるけれど、一度きりで使い捨てず繰り返し何度も使えるようなアイテムを選ぶのは今すぐできることのひとつ。数あるリユースカップのなかで注目したいのが天然由来の素材セルロースファイバーを使った「森のタンブラー」。環境への配慮はもちろん、クリーミーな泡を作り出すビールに適したタンブラーは屋外のイベントだけでなく家飲みでも大活躍しそう。(PR/パナソニック)
1. 350mlの缶ビール1本分が注げるジャストサイズ!
液体と泡のバランスを7:3で注ぐと、350mlの缶ビール1本分がぴったり入る容量。かわいいミニサイズも。
2.持ち歩きに便利なフタはクリーミーな泡!?
屋外でも使いたい人は、タンブラーと同素材のフタ「森タンの帽子」(別売、森のタンブラーのみに対応)がおすすめ。
3.好きな文字や絵を描いてオリジナルのタンブラーに
パルプが主原料なのでインクの乗りがよく、油性マジックで書き込むことができる。カスタマイズすれば愛着もアップ!
リユースをスタンダードに天然素材のタンブラー。
今年はコロナ禍で人の集まる機会が減ったものの、イベント時に発生するゴミの量は想像を絶するほど。「1万人規模のイベントでトラック4、5台分のプラスチックゴミが出るといわれています。アサヒビールさんと共創した『森のタンブラー』はこうした背景を踏まえて生まれました」(パナソニック ビジネスソリューション本部 福間健悟さん)
森のタンブラーの主成分は、間伐材を原料としたセルロースファイバーという天然由来の繊維。環境負荷が小さいうえ、軽量かつ高強度とメリットが多く、さまざまな分野で開発が進んでいる次世代の素材だ。「セルロースファイバーを一部配合したプラスチック製品は徐々に増えていますが、森のタンブラーは55%という高比率で製品化した世界初のアイテムとなっています」
森のタンブラーはプラスチック使用量を削減するだけでなく、ビールに適したタンブラーとして優れた特性も。通常のカップと同じようにビールを注ぐだけで、表面の細かな凹凸が繊細な泡を作り出すのだ。
「我々にとって思いがけない付加価値でしたがアサヒビールさんは素材を見て予測していたようです。パナソニックは家電メーカーなので均一なものづくりでの信頼性を重視してきました。そのため天然由来の素材らしさを生かし、あえて色ムラを出すという技術の商品化は難題でしたがアサヒビールさんには受け入れていただけました。畑違いの企業の共同開発だからこそ実現できたと思います」
こうして生み出されたのは、ひとつずつ表情の異なる木目調のデザイン。まるで異なる木材を用いているかのような濃淡のあるカラーバリエーションにも、パナソニックの独自技術が生かされている。
また油性マジックで直接書き込んだり、セミオーダーでアイコンをプリントしたりして、マイタンブラーとして自由自在にカスタマイズすることも。「欧米と比べるとリユースに関する意識はまだまだ低いと思うので、日本のリユース文化を醸成させたいという壮大な夢があります。まずはマイタンブラーを持ち歩くことから始めて、プラスチックゴミ問題を解決に向かわせていきたいですね」
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【INFORMATION】
“森のタンブラー”公式SHOP
二子玉川のショウルーム〈リライフスタジオ〉や大阪・門真のパナソニックミュージアムなどでも販売中。
■https://futuretide.jp
ガンバ大阪ECサイト
ガンバ大阪のエンブレムやプレー中の選手のシルエットを描いたバージョンを販売。
■https://store.gamba-osaka.net/category/114/
問い合わせ先/パナソニック
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(Hanako1190号掲載/photo:Aya Sunahara styling:Yui Otani text:Ikuko Hyodo))