歯科医師が教えてくれた!気になるオーラルケアの疑問 Vol.1
2018.08.12

今こそ学びたいオーラルケア。 歯科医師が教えてくれた!気になるオーラルケアの疑問 Vol.1

美の要とも言うべき、清潔で整った白い歯。今回はみんなが気になるオーラルケアの疑問に、歯科医師の西原郁子先生が答えてくれました。Hanako『ひんやりスイーツと夏の男。』「Hanako Lab. CULTURAL STUDIES vol.2 今こそ学びたいオーラルケア。」よりお届けします。

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ハナコラボにアンケート!

今回教えてくれたのは…

西原郁子/歯科医師。徳島大学歯学科卒業。東京医科歯科大学臨床研修医修了。現在は都内の歯科医院に勤務しながら、歯科医療の最先端技術を学ぶ。

Q.口の中が乾燥すると歯が黄ばむって本当?

A.YES。正常な口の中は唾液が常に出ている状態です。唾液は口内の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりするなどさまざまな働きがあります。ただし、口呼吸などによって口内が乾燥すると口腔内の洗浄作用が落ち、細菌が増殖するので、歯の表面に汚れがつきやすく、歯が黄ばんでしまいます。日頃から鼻呼吸をするように意識しましょう。また、口内の乾燥を防ぐため、唾液腺マッサージを行うことも効果的です。

Q.食後30分以内に歯を磨くのがいい?

A.NO。食後(特に酸性食品を摂取してすぐ)の口腔内は酸性に傾いているため、ブラッシングをすると歯ブラシで歯のエナメル質までも削り落とす可能性があります。唾液の作用で口腔内が中性に戻るのは食後30分ほど。そのタイミングで歯磨きをすれば、歯を傷つける可能性は低くなります。どうしても30分以内に歯磨きをする必要がある場合は、歯の表面を傷つけないようできるだけ優しく磨きましょう。

Q.歯並びを治すと体調がよくなることがある?

A.YES。歯並びや噛み合わせが悪いと顎の関節がずれて、口が開けづらくなったり、肩や首が凝るなどの症状が出ることがあります。歯列矯正治療によって歯並びをそろえることで、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを軽減でき、また、噛み合わせがよくなることで、首周辺の大きな負担が軽減され、肩凝りや頭痛を感じにくくなることも。ただし、これは矯正治療を行ったすべての人に表れるわけではありません。

Q.朝起きて一杯の水を飲むと口の中を清潔に保てる?

A.NO。健康のために朝一杯の水を飲むといいといわれていますが、寝る前にしっかり歯磨きをしても就寝中は唾液の量が減るため、口の中は細菌が最も増殖しています。そのため、朝起きてすぐに水を飲むと細菌ごと体内に入れていることに。起床後すぐに歯ブラシでブラッシングする癖をつけましょう。面倒くさければ、うがいだけでもする習慣をつけたいところ。もちろん、朝食後にしっかり歯を磨くことも忘れずに。

Hanako『ひんやりスイーツと夏の男。』特集では、オーラルケアを多数ご紹介しています。

(Hanako1162号掲載/photo : Natsumi Kakuto styling : Mari Nagasaka model : Mai Hokazono (Hanako Lab.) illustration : Ema Mori text : Mariko Uramoto edit : Momoka Oba)

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