シンプルだけど奥深い。 銀座で食べたい懐かしナポリタン5選。シンプルだけど奥深いナポリタンの世界。 LEARN 2021.09.28

銀座、日本橋、丸の内を中心とした「大銀座」エリア。自粛ムードが漂う世の中にあって、このエリアが面白いのは街を支える人たちの、たくさんの創意工夫があるから。いま、大銀座の街が盛り上がる“昼の時間”に絞ってお得かつ先鋭化されたランチ&スイーツを徹底リサーチ。「いま、これが食べたい!」というあなたの気分に寄り添う最高の一皿が見つかるランチカタログ形式でお届け。さあ、今日はお腹を減らして、大銀座の街へ!今回ご紹介するのは、ナポリタン。ナポリタンといえば、太麺でシンプルなケチャップ味のイメージがあるけれどソースの種類、麺の太さによって見た目も味も変化するから面白い!シンプルだけど奥深いナポリタンの世界からランチカタログのスタートです。9月28日(月)発売 Hanako1201号「大銀座で昼食を。」よりお届け。

銀座で食べたい懐かしナポリタン5選。

1.パスタとソースが絡み合う!時代を超える、唯一無二の味。〈珈琲館 紅鹿舎(コーヒーかん べにしか)〉/有楽町

「待ちに待ったランチタイムは、やっぱりナポリタンから!」/ジャケット17,930円(ローズ バッド―ローズ バッド 新宿 03-5368-2767)/ワンピース71,500円(フミエタナカ―ドール 03-4361-8240)/イヤリング11,660円、ゴールドのリング7,480円、シルバーのリング11,000円(全てソムニウム 03-3614-1102)
「待ちに待ったランチタイムは、やっぱりナポリタンから!」/ジャケット17,930円(ローズ バッド―ローズ バッド 新宿 03-5368-2767)/ワンピース71,500円(フミエタナカ―ドール 03-4361-8240)/イヤリング11,660円、ゴールドのリング7,480円、シルバーのリング11,000円(全てソムニウム 03-3614-1102)

パスタ料理のなかでも、日本発祥といわれているナポリタン。どこか懐かしくほっこりする見た目と味わいは、喫茶店や洋食屋さんの看板メニューになるなど、時代を超えてランチシーンに欠かせない存在に。老舗が多く立ち並ぶ大銀座でも提供する店は多く、近年ではレトロブームとともに懐かしい場所・味が再注目され、ナポリタンもその火付け役となっているようだ。

トマトソースの隠し味に醤油と赤ワインを加えることで味の深みが増し、細麺のパスタとソースのコクの一体感が生まれる。毎回違う華やかなお皿も注目。1,550円。
トマトソースの隠し味に醤油と赤ワインを加えることで味の深みが増し、細麺のパスタとソースのコクの一体感が生まれる。毎回違う華やかなお皿も注目。1,550円。

ナポリタン最大の特徴は、ソースと麺のこだわり。ソースは味のベースとなるケチャップに加え、店ごとの隠し味を入れたりセンスが光るオリジナルソースを合わせるところも多い。そのうちのひとつ、洋食屋としてスタートした〈珈琲館 紅鹿舎〉は、トマトに赤ワインと醤油を加え、和×洋の要素を合わせたオリジナルソースを使用。さらに弾力のある太麺ではなく、細麺のスパゲッティーニを使うことで唯一無二の一皿を輝かせているのだ。

〈珈琲館 紅鹿舎(コーヒーかん べにしか)〉
昭和32年創業。ピザトースト発祥の店としても知られ、240種類の喫茶メニューをそろえる。店内を彩るインテリアや絵も見どころのひとつ。
■東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル1F
■03-3502-0848
■9:30(土日祝9:00)~23:45 無休
■63席/喫煙可

2.ナポリタンのニューウェーブ!クラシックな味にもひと工夫。〈Depot(デポ)〉/丸の内

アナログレコードにバーカウンターと、ノスタルジックな雰囲気の店内でいただけるのは、昔ながらの甘酸っぱいケチャップがベースの「東京ナポリタン」。麺は〈浅草開化楼〉の「低加水パスタ」(通称・カラヒグ麺)を使用し、もちもちと弾力のある食感と歯切れの良さを実現。

〈Depot(デポ)〉
■東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本 東京駅構内 グランスタ地下北口改札外すぐ
■03-6551-2411
■10:00~19:30LO 無休
■50席

3.老舗洋食店の受け継がれる味。〈れすとらん はと屋〉/銀座8丁目

〈れすとらん はと屋〉/銀座8丁目

洋食の要・デミグラスソースが効いたナポリタンは、太めの麺を35分茹でた後1日置くことでもちもちの食感を追求。付け合わせのライスと口いっぱいほおばりたくなる、おかずナポリタン。松阪牛使用のハンバーグ付きセットで1,000円。

〈れすとらん はと屋〉
■東京都中央区銀座8-5 銀座ナイン2号館B1
■03-3572-1928
■11:30~14:00、17:00~20:00 日祝休
■18席

4.ホテル仕様の贅沢な魚介ナポリタン。〈448 LIBERMENT(ようしょくや リベルマン)〉/新富町

〈448 LIBERMENT(ようしょくや リベルマン)〉/新富町

LIBERMENT=自由気ままに、という意から好きなものをお腹いっぱい食べてほしいと語った早乙女清さんがホテルシェフ時代に作っていたナポリタンを再現。パスタと同量の旬の魚介がつまった、自分へのご褒美にいただきたい大人な一皿。2,000円。

〈448 LIBERMENT(ようしょくや リベルマン)〉
■03-6280-4433
■東京都中央区新富1-11-7 ミツヤ第3ビル1F
■11:30~21:00(要予約)日祝、第1・3月休
■26席

5.これぞナポリタンのレジェンド!〈ポンヌフ〉/新橋

〈ポンヌフ〉/新橋

ナポリタンの激戦区・新橋で長年愛される名店。クラシックな銀皿に盛られて登場する「ハンバーグスパゲッティ」はボリュームたっぷりで驚きの900円。ナポリタンソースの酸味、濃さともにバランスが良く、何度でも通いたくなるおいしさ。

〈ポンヌフ〉
■東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F
■03-3572-5346
■11:15~15:30 日祝休
■25席

(Hanako1201号掲載/photo : Wataru Kitao, Shu Yamamoto styling : Maki Otake hair & make : Mikiko Suzuki model : Natsuko text : Ami Hanashima)

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