体に優しいグルテンフリーの台湾料理! 『台湾フェスタ2019』の「キレイになれる台湾料理」教室に行ってきました!
代々木公園で、7月27・28日に開催された『台湾フェスタ2019』。今年で4回目の開催でしたが、初めての台湾料理教室が行われました!料理教室の様子と、教えていただいたレシピもあわせてご紹介。
『台湾フェスタ2019』初のイベント「キレイになれる台湾料理」教室。
台湾の食文化や歴史を、一つの場所で体験できるイベント『台湾フェスタ2019』。4回目の開催となった今年も、多くの来場者で賑わいをみせました。
今年は何か新しい試みを、とのことで、台湾をより身近に感じてもらえるような料理教室を開催。
今回教えていただいた料理は全部で3品。「大鶏排(ダージーパイ)」と「豆花(トウファ)」、「グルテンフリーパイナップルケーキ」。
どれも美腸を意識した食材や調味料を使っているので、食べて体の中からキレイになれる料理ばかり。まさに「キレイになれる台湾料理」という教室名にふさわしい台湾料理に仕上がりました!
今回は料理教室の様子とレシピをお届けしますので、ぜひチェックしてみてください。
レシピをご紹介。まずはグルテンフリーの「パイナップルケーキ」から。
【作り方】
1. パイナップルは皮を剝ぎ半分に切り、芯の部分を取り除き粗みじん切りする。マンゴーは皮を剥ぎ種を取り除き粗みじん切りする。
2. 鍋に、パイナップル・マンゴー、水、ココナッツシュガーを入れて強火で一煮立ちさせたら、中火にして20分ほど煮て、とろ火にして1時間〜1時間半煮て水分が全く出なくなるまで水分を飛ばす。そしてパットに移し冷蔵庫で冷まします。
自然の果物の甘さが出て、とっても美味しい餡に。代用で、マンゴーやパイナップルのジャムや瓶詰めを煮詰めて水分飛ばしすのもOK!
3. ボウルに卵を溶きほぐし、ココナッツシュガー、塩を加え、ホイッパーで混ぜて。そこにココナッツオイルも加え、よく混ぜて乳化させます。
4. そこに米粉とアーモンドプードルを加えてゴムベラで混ぜ、粉っぽさがなくなったら手でまとめてラップの上に出す。
米粉とアーモンドプードルは、混ぜる前に振る必要がないので調理もスムーズ。そしてココナッツシュガーは、とろみが出て、パイナップルやマンゴーとも相性抜群に。また血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる効果もあるのだとか。
5. 生地を10等分して丸めます。
それぞれ一回丸めて、真ん中を厚く残したまま、周りを薄く伸ばし、直径8センチくらいになるまで伸ばします。
6. 生地の真ん中に小さじ2程の餡を入れ、その周りから包んでいきます。
再度丸め整えたら型に入れ、親指で型のサイズに沿って広げていきます。
7. 170℃に予熱したオーブンで18分焼きます。
時々オーブンから取り出して焼き上がり加減をチェックして。しっかり中まで熱が通っているのが確認できたら完成です!
次は、「大鶏排(ダージーパイ)」を。
【作り方】
1. 鶏胸肉を観音開きにして半分に切り、肉叩き棒で薄く伸ばす。
(肉叩き棒がない場合は、空き瓶などで代用もOK)
2. ジップロック袋に、五香粉やおろし生姜、醤油などの調味料を入れて、よく揉みなじませます。そのまま2時間冷蔵庫で漬け込みます。
3.冷蔵庫から取り出し、余分な調味液を捨てましょう。
鶏肉自体に十分味が染み込んでいるので、余分な液体は捨てても大丈夫です。
4. 溶き卵を袋の中に入れ、手で揉みよくなじませる。これが、洗い物を少なくするポイントに!
5. 地瓜粉(さつまいも粉)を全体にまぶし、そのまま5分置きます。
台湾では地瓜粉(さつまいも粉)につけて揚げたものを、スナック的な感覚でたべるのが主流とのこと。そしてグルテンフリーなのも嬉しいポイント。もし地瓜粉(さつまいも粉)がない場合は、タピオカの粉を代用してもちっとした食感に仕上げたり、片栗粉でさくっとした感触に仕上げたりしても。
6. 170℃ぐらいの油でしっかりめの揚げ色がつくまで揚げます。
肉を薄く伸ばしたので、揚げた時にパサパサにならないように、適温170℃ぐらいで揚げていきましょう。
7. 肉を揚げている間に、醤油麹のドレッシングを作ります。
作り方は簡単!醤油麹とオリーブオイル、レモン汁を合わせて混ぜるだけで完成します。
揚がっている状態を判断するポイントは、揚げ色がきつね色になっているのか、と菜箸で掴んだ時に、手にピリピリと振動がきたら、もう上げていいよ!という合図らしいです。
油の温度が上がってくると、まわりが先に焦げて、中までしっかり通っていない状況になるので、その時は火を少し弱めたり、随時熱加減をチェックしながら調節していくと、より美味しく仕上がります!
今回、油として使用したのは、こちらの米油。米糠から抽出される植物油で、油の吸収を抑える働きがあったり、糖の上昇を防いでくれたりする働きがあります。そして匂いが少ないので、幅広い料理にも使いやすいです。
サクッとした衣でとっても美味しそう!アツアツの揚げたてのうちに早く食べたい!
8. プレートに、葉物野菜、薄くスライスしたマッシュルーム、油を切ってカットした大鶏排(ダージーパイ)を盛り付けたら完成です!
そして最後は、「豆花(トウファ)」。
【作り方】
1. タピオカは12時間ほど、たっぷりの分量外の水に浸しておきます。そして水を捨て鍋にタピオカと分量の水、ココナッツシュガーを入れて沸騰したら弱火にして40分ほど煮ます。途中で水がなくなりそうだったら熱湯を足して。
2. 緑豆の下処理をします。
3. 白キグラゲは水に20分以上浸して戻し、よく洗います。
硬いところがあれば取り除き小さく刻む。沸騰した湯にさっとくぐらせよく湯を切り、ハチミツを絡めておきます。
4. 豆乳をボウルに入れてにがりを入れ、よく混ぜます。
器に流し入れ、泡を取り除く。必ず蓋をして、オーブンのスチーム機能、または蒸し器で15分ほど蒸す。竹串でさして水分が沢山揚がってこなければ出来上がった状態。
蒸し上がったら粗熱を取り、冷蔵庫でよく冷やします。
にがりを全体に行き渡らせるように、混ぜすぎ?というぐらいまで混ぜるのがポイントとのこと。
5. ココナッツシュガーシロップを作ります。
フライパンにココナッツシュガーと氷を入れて火をつける。中火で煮て砂糖が溶けたら弱火にしてトロッとするまで煮詰めます。
6. ハイビスカスシロップを作ります。
ドライハイビスカスを湯に入れ、濃いめに抽出。フライパンにハイビスカスティーとはちみつを入れ中火にかけてはちみつが溶けたら弱火にしてトロッと煮詰めます。
非加熱の生のはちみつを使っているので体にも優しい!ハイビスカスは、ビタミンCとミネラルが豊富で酸味もあるので、夏バテで栄養バランスが崩れがちな夏にはもってこいの食材です。
7. 豆花が冷えたら盛り付けます。
ココナッツシュガーシロップをたっぷりかけ、その上に白キクラゲ、タピオカ、緑豆、刻んだマンゴーやクコの実をのせ、お好みでハイビスカスシロップをかけて。
完成!
「大鶏排(ダージーパイ)」は、外はサクッと中はジューシーに仕上がっておりとっても美味しい!それも事前に調味料をしっかりとなじませ寝かせておいたから。味が十分に染み込み、ふわっとジューシーな肉に仕上がっています。
サラダにかけたオリジナルの醤油麹のドレッシングも、ほどよく酸味があってさっぱりした風味に。発芽玄米や古代米などを入れた雑穀ご飯も一緒に食べて。
美と健康を意識した料理は美味しく、とっても満足!そしてなんだか体がキレイになった気分で食事を楽しめました。
今回、料理を教えてくださった講師は英玲奈さん。
今回の講師として台湾料理を教えてくださったのは、タレントとしてご活躍されている英玲奈さん。英玲奈さんは様々な料理の資格も取得し、グルテンフリーや低GIなど身体にやさしい料理のメニュー開発やお料理教室も定期的に行っているとのこと。
メディカルハーブコーディネーター、食生活アドバイザー、漢方コーディネーター、ぬか漬けソムリエなどの様々な料理の資格を取得。
美肌に導く食材や調味料を知って、普段の食事を意識的に変えてみるだけでもグンっと体の調子が良くなり、内側からキレイになっていくのを実感することができます。
まずは、普段使っている調味料を変えてみたり、少しずつでもいいので始められるところから、スタートしてみてください。
今回の料理教室では、料理を通して台湾の文化に触れながらも、グルテンフリーや血糖値のコントロールなど、美腸に結びつく食事についても勉強でき、とっても充実した時間を過ごせました!
台湾グルメや文化に触れる、『台湾フェスタ2019』。
代々木公園で開催された『台湾フェスタ2019』では、台湾の食生活や文化に触れられる、たくさんのお店が出店していました。
「美味しいものを食べに行こう!」「ひんやりスイーツが食べたい!」など、気ままにふらりと立ち寄って、友達と食べ比べしたり、有意義な時間を楽しまれた方もきっと多いのでは?また来年も開催されることに期待大!
『台湾フェスタ2019』
■公式サイト