木村ミサと本日のティータイム。 旅行に行ったら手に入れたい、おすすめ中国茶フレーバー3選!中国茶を自宅で気軽に楽しむ。
中国や台湾はお茶の本場。今ブームのタピオカも台湾などのお店がほとんど。中国茶は香りも良く大好物なお茶で、以前台湾に行った時にはお茶ばかり巡ったりしていたくらい。今回は、そんな中国や台湾でゲットしたお茶の自宅での楽しみ方を紹介します!
【本日の一杯目】凍頂烏龍茶
台湾でゲットした凍頂烏龍茶。元々好きなのもあるけれど、こちらは思わずジャケ買い。ちょっと光沢がかった青と白。気品高いパッケージがツボでかっこいい!!!と即買いです。凍頂烏龍茶は台湾を代表する烏龍茶で日本でも親しみのある台湾茶のひとつ。19世紀中頃に中国大陸から伝わった茶葉を凍頂山で栽培されるようになったことが始まりで、歴史の浅いお茶なんだそう。
茶葉の見た目は緑茶のような茶葉をぎゅっと粒状にした緑色。開けた瞬間の茶葉の香りが強いのが特徴です。烏龍茶のようなロースト感のある香りというよりは、どちらかというと緑茶に近い香り。この爽やかな香りがとても癒されるので茶香炉に置いておきたいくらい。それでは淹れてみましょう。
凍頂烏龍茶には本格的な淹れ方があるのですが、家では簡単な淹れ方を取り入れていて、一煎目は飲まずに洗い流し(ここで香りを楽しむ)、二煎目から飲みます。見た目は烏龍茶よりも少し薄く、香りも相まって緑茶に近いような感じ。味は緑茶とはまた違った烏龍茶独特の深みがありつつ、凍頂烏龍茶の特徴でもある甘みが、爽やかな香りとともに味覚、嗅覚に幸せを運んでくれます。
【本日の2杯目】藍苺之恋水果茶
藍苺之恋水って…かわいい名前すぎませんか。水果茶というのはフルーツティーのこと。こちらはブルーベリーティーになります。藍苺でブルーベリーってしっくりきすぎていいですよね。それだけで好きになってしまいます。
そしてかわいいのは名前だけじゃなく茶葉!!ドライフラワーのような見た目でお茶界の宝石箱のようなキラキラしたベリーの甘酸っぱい香りが開けた瞬間広がります。ドライフルーツも贅沢にゴロゴロ入っていて、みているだけでうっとりしてしまう。フルーツティーはみていて楽しめるのもお茶を楽しむプロセスの一つ。かわいいお茶は淹れている時からワクワクです。プロセスを楽しめるなんて、なんてアイドル感があるのでしょう。
今回は暑くなってきたのでアイスでいただきます。クリアグラスに氷と鮮やかなベリー色。あぁ!このアイドル感!好き!香りはホットで楽しむのがおすすめだけど、甘酸っぱいベリーの味がアイスにすることによってさらに酸味も甘みもしっかり感じることができる。淹れ始めから飲み終わるまで、多幸感を味わわせてくれる。ホスピタリティ抜群な王道アイドルフルーツティーなのです。
【本日の3杯目】蜜桃烏龍茶
本日最後の一杯は二つのいいとこ取りのようなお茶。ネクタリン烏龍茶というもの。ネクタリンは桃と同種の果物です。ネクタリンの烏龍茶はこれがお初で、日本ではなかなか巡り会えないお茶。どんなものなのだろうと興味津々。蜜桃=ネクタリンなのも初知り。お茶で中国語を学ぶ日々です。
こちらはティーパックになっていて、さっと簡単に飲めるのでありがたい。赤と白のteaの文字が、なんともおしゃれな装い。“蜜桃“というくらいなので、桃のような香りで、甘みの強い香りがしっかりと香ります。先ほどのブルーベリーティーよりフルーツ特有の甘みは強い気が。しかし烏龍茶はまだそこまで感じられない!!よし、淹れてみよう。
色は烏龍茶の深い茶色よりも黄金色で、凍頂烏龍茶と似て薄め。淹れた瞬間にさっきの甘みを残しつつ、烏龍茶の香ばしい香りが…!烏龍茶発見しました。しっかりいらっしゃいました。ネクタリンの甘い香りがバラのような香りに変化し、さっぱりとした烏龍茶の渋みとよく合います。飲み進めていくにつれて、どんどんバラの香りが。調べてみたら、ネクタリンはバラ科なんだそう。なるほど…!上品な飲み心地で、お友達が遊びに来た時に食後のデザートと共に出してあげたい一杯です。
今回は、お家で楽しめる中国茶を紹介させていただきました!凍頂烏龍茶のようなTHE中国茶!だったり、中国でブームな水果茶、そしてフレーバーティーなど、まだまだ奥が深そうな中国茶の世界。皆さんも、ぜひ台湾や中国へ行った際にはお好みのお茶を見つけてみてください!淹れるのが難しいと思われがちですが、烏龍茶など身近なお茶もたくさんあったり、日本でもゲットできるものもたくさんあるのでまたご紹介できたらいいな。それでは本日の一杯、召し上がれ!