美容に嬉しい果物の効能もチェック。 人気フルーツ27種の旬と効能が分かる!【完全保存版】フルーツカレンダーを公開。

LEARN 2019.06.05

旬を迎えたフルーツは栄養価が高まり、旨みもぐんと増します。今回は、フルーツパーラーで人気の果実をリストアップしました。おいしい時期をチェックして!

【国内】
苺(栃木、福岡、熊本)…12〜5月

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洗ってそのまま食べられる手軽な果物。「ビタミンCの宝庫。美肌やむくみ解消など、女性にうれしい成分がいっぱい」(梶川さん)

ビワ(長崎)…4〜6月

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楽器の琵琶のようなタマゴ型が愛らしい春~初夏の味覚。「β-カロテンで、肌の健康維持や、アンチエイジング効果も」(梶川さん)

デコポン(熊本)…4〜6月

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ジューシーで甘い果肉が特徴。風邪予防、疲労回復効果アリ。「最近は、同じ柑橘系のせとかや、はるみも人気です」(前田さん)

マンゴー(沖縄、宮崎)…4〜8月

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宮崎産の完熟マンゴーは、とろける食感と濃厚な甘さを持つ。「細胞の老化を抑える抗酸化作用があり、美肌効果も」(梶川さん)

サクランボ(山形)…6月

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ミネラルやビタミン類をバランスよく含む。不動の人気を誇る品種は佐藤錦。「月山錦と呼ばれる黄色い実の珍しい品種も」(前田さん)

スイカ(熊本、千葉、山形)…6〜8月

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縞模様がくっきりしているほど甘い。水分が多く、夏バテに良い。「アミノ酸の一種、シトルリンがデトックスの働きも」(梶川さん)

メロン(茨城、北海道、熊本)…6〜8月

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露地栽培のメロンはこの時期に多く出回る。「カリウムが余分な塩分を排出し、肥満対策に有効です」(梶川さん)

ネクタリン(長野)…6〜9月

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桃の仲間だが、桃と違い、表面にうぶ毛がなく、ツルツルしていて、甘みと酸味を併せ持つ。「生活習慣病予防にも」(梶川さん)

ブルーベリー(長野)…6〜9月

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アントシアニンが豊富で、目に良い果物。「実は食物繊維の含有量もトップクラス。ダイエットや便秘改善にぜひ!」(梶川さん)

桃(山梨、福島)…7〜9月

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甘くてジューシーな桃は、血行を良くする効果も。「おすすめは、繊維が少なく、なめらかな食感の岡山県産清水白桃 」(前田さん)

巨峰(長野)…8〜9月

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大粒で黒皮にハリがあるブドウの王様。濃厚な甘さが際立つ。「ブドウ糖で脳の働きを活発にし、集中力を高めてくれる」(梶川さん)

シャインマスカット(長野)…8〜9月

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気品のある香りが特徴で、甘みと酸味のバランスが絶妙。「ポリフェノールたっぷり。皮ごと食べるとさらに効果的」(梶川さん)

梨(千葉、茨城、福島)…8〜10月

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みずみずしい食感が人気。夏バテなど疲労回復にも役立つ。「たんぱく質を分解するプロテアーゼを含み、消化を促進」(梶川さん)

イチジク(愛知)…8〜10月

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プチプチ食感で、国産はさっぱりとした甘みが特徴。「分解酵素を含み、胃腸の働きをサポート。食べ過ぎた時に◎」(梶川さん)

柿(和歌山)…9〜11月

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全体的に色づいているものがおいしい柿の証拠。「ビタミンA・Cが豊富で、健康な体を作り、シミやくすみも改善」(梶川さん)

洋梨(山形)…9〜12月

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ラ・フランスが有名。ソルビトールを含み、のどの炎症を和らげる。「日本梨との違いは、とろける食感と強い香り」(前田さん)

リンゴ(長野)…10〜12月

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ふじ、つがる、王林など、日本には約2,000品種があるといわれている。「リンゴ酸とクエン酸で疲労回復、食欲増進も」(梶川さん)

金柑(宮崎)…11〜3月

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皮ごと食べられる。皮の成分がビタミンCの吸収を助け、風邪予防にも。「小さな実で、パフェにも欠かせないフルーツ」(前田さん)

温室メロン(静岡)…1年中

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温室メロンの代表格、静岡のマスクメロンは高級品。「1個の果実に1本の木の全栄養を注ぎ込み育てた、贅沢な味わい」(前田さん)

【海外】
マンゴー(メキシコ、タイ)…3〜6月

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黄色の皮が特徴。肉厚な果肉は酸味控えめで、コクがある。「日本で流通するのは、メキシコ産が多い。タイ産も人気」(前田さん)

キウイ(ニュージーランド)…5〜8月

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人気のゼスプリ・グリーンキウイとサンゴールドキウイ。酸味が少なく食べやすい。「ミネラル満点で、美肌、整腸作用も」(梶川さん)

アメリカンチェリー(アメリカ)…5〜8月

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ダークチェリーとも呼ばれ、国産よりも大粒で独特の風味を持つ。「ポリフェノールで老化防止。カリウムでむくみの解消」(梶川さん)

クランベリー(アメリカ)…10〜11月

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小粒で真っ赤なベリー。「さまざまなポリフェノールが豊富に含まれるので、欧米では生薬としても重宝されます」(梶川さん)

オレンジ(アメリカ)…11月

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バレンシアオレンジが有名。香りが高く、果汁たっぷり。「ビタミンCでコラーゲンの生成を促進し、美肌効果に期待!」(梶川さん)

バナナ(フィリピン)…1年中

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日本に出回っているバナナの大半が、フィリピン産。「便秘解消や代謝アップに効果的。エネルギー補給にもぴったり」(梶川さん)

グレープフルーツ(アメリカ)…1年中

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酸味とほろ苦い味わいで、香りもさわやか。「リフレッシュ効果をもたらす。ビタミンCやカリウム、クエン酸も豊富」(梶川さん)

パイナップル(フィリピン)…1年中

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輸入の99%がフィリピン産。「骨や関節を強くするマンガンが豊富。さらにたんぱく質の分解酵素で、胃腸を元気に!」(梶川さん)

今回教えてくれたのは…

前田 保/自由が丘〈THE Tokyo Fruits パーラー〉代表のほか、大田市場で青果の仲卸業も営み、独自のルートで果物を仕入れる。

梶川美樹/野菜ソムリエ上級プロ。毎日食べるほど大の果物好き。講座や子供向けのイベントなどで、果物のおいしさ、楽しさを発信中。

(Hanako1128号掲載/illustration : Etsuko Nagaoka text : Emi Suzuki)

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