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「仕事をする上でノートは必須!」 ブランディングディレクター・福田春美さんが愛用する、とっておきのノートとは?
仕事をする上でノートが欠かせないという、ブランディングディレクター・福田春美さん。そんな福田さんが愛用する、とっておきのノートとは?実際にどのように使っているのかも合わせてご紹介します。
一度触ってみたらわかる、日本製の高品質ノート。
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ブランディングディレクター・福田春美/ライフスタイルショップやホテルのブランディング、企業のプロデュースなどを手がける。9月に初の暮らしの本『ずぼらとこまめな家仕事』(主婦と生活社)が発売に。
昭和22年から変わらぬクラシカルな表紙デザイン。その高い品質が海外でも評価されている、日本が誇るクラシックノートのツバメノート。福田さんは仕事にはこのノートが欠かせないのだという。使っているのはA5サイズの大学ノート。
「まず、〈ツバメノート〉が独自で特許までとったツバメ中性紙フールスが素晴らしいです。滲まないし、ペンがスルスルと乗る。裏写りも少ないし、ページをめくる時の手離れもいい。一度触ってみたら、やめられなくなるのがわかると思う」
ノートには、仕事にまつわるすべてを書き込む。会議やプレゼンの時にもノートを開き、会話を進める。
「私は言葉や文字で全部を説明するのが苦手。それよりどういうイメージか、どう進みたいのかを図や絵にしてみんなと共有したい。ホワイトボードのように次々と書き込める場所が、このノートなんです」
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10年以上愛用しているノートは取り出しやすい場所に。「新しい仕事で行き詰まって過去のノートを見返すことも」。表紙にはその時々の気分やテーマなどを書く。
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ノートはプロジェクト別にしたこともあったが今は一冊に。「何冊も持ち歩くよりシンプルに」
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あるブランドの商品展開のイメージ。ノート上に多面的に図案化し、頭の中のイメージを広げていく。
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福田さんの自宅の文房具。お気に入りは最近足繁く通う北海道で見つけたマスキングテープ。「〈六花亭〉や立体作家の大西重成さんの〈シゲチャンランド〉のものなど、レアなマステをいくつかキープしてます」。
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福田さんのペンケース。〈ぺんてる〉のトラディオ・プラマンは青と赤を2色。〈ゼブラ〉の筆ペン、〈パイロット〉のサインペンも愛用。
(Hanako1163号掲載/photo : Nobuki Kawaharazaki text : Kana Umehara edit : Rie Nishikawa)