
麺好きの女子会&デートはここ! 【汁なし担々麺専門店・蕎麦バー】麺好きにおすすめしたい、居心地のいい麺料理のお店とは?
すっと入ってサクッと食べるイメージの麺料理ですが、女子会やデートにもぴったりの居心地のいいお店もあるんです!そんな麺好きにおすすめしたい汁なし担々麺専門店と蕎麦バーを、Hanako『わたしの夏麺diary』「居心地のいいヌードルショップ。」よりご紹介します。
〈汁なし担担麺ピリリ〉雰囲気もおいしさの要素と実感できる店。/人形町

安産祈願や子授けで知られる東京・水天宮近くにある、汁なし担々麺専門店。北欧テイストの家具を設え、照明はおとし気味で落ち着いた雰囲気。テーブル席もカウンターもあり、女性ひとりでもためらいなく入れる空間ながら、料理を口にするとじわりと汗が広がる本格派だ。
「一番のポイントは中国山椒(花椒)。次がラー油」と語るだけあって、花椒は日本で流通する中で最高品質の「四川漢源花椒面」を使用。これを店で数日に一回すりつぶし、新鮮で、香り高く刺激的な風味に保つ。香辛料や香味野菜をじっくり加熱して作る自家製ラー油は、辛味と複雑な旨味をもたらしてくれる。

唐辛子が詰まった瓶が並ぶキャビネット。
肉味噌ダレをかけた汁なし担担麺には3段階の辛さがあり、辛さが増すにつれ山椒とラー油の量が増えていく。メニューの「黒」は黒ごま、「白」は辛味をマイルドに抑える白ごまを使用。

夜は、おつまみメニューで軽く呑むこともできる。

黒酢ソースの「キクラゲとパクチーのサラダ」300円。黒ごまダレの「水餃子」250円。
〈汁なし担担麺ピリリ〉
■東京都中央区日本橋人形町2-15-17 海老原ビル2F
■070-3201-4649
■11:00~15:00、18:00~22:00LO 不定休
■23席/禁煙
〈ふくや 六地蔵〉散歩がてら出かけて酔いしれる山形蕎麦。/鎌倉

山形出身のオーナーが開いた蕎麦屋2号店は、ホステルの1Fにある「蕎麦バー」。

壁にメニューがズラリと貼られ、落ち着く雰囲気。昼は食事処、夜は酒場として、近所の住民や多国籍な人々が集う場として、昼夜問わずにぎわっている。
山形スピリットあふれる料理が並ぶ中、看板メニューの「つったい肉そば」は、暑い日にスルッといける冷たい蕎麦。

天童市にある製麺所から取り寄せる太麺は、口にすると立体感を感じるほどエッジー。噛みごたえがあってしっかりした味の親鳥のチャーシューと相まって、食べごたえたっぷりに仕上がっている。「山形のだしそば」は、きゅうり、なす、大葉、みょうが、おくらのみじん切りにこんぶで粘りを加えた冷やし。塩気があって、お酒も進む。
夏場は冷やして出してくれる玉こんにゃくなど、山形のローカルフードに山形の地酒を合わせて、蕎麦で〆るのがここのフルコース。

山形名物玉こんにゃく300円。直送の「山菜の酢味噌がけ」400円。日本酒はすべて山形産。
〈ふくや 六地蔵〉
鎌倉駅から徒歩7分。神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-5-16
■0467-25-2227
■11:30~15:00、18:00~22:00 不定休
■12席/禁煙
Hanako『わたしの夏麺diary』特集では、居心地のいい麺料理のお店を多数ご紹介しています。

(Hanako1161号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Kon Inoue, Junya Hirokawa)