地元・浜松に帰省できる幸せを噛み締めて、今年も手作りお節で迎えたお正月|モデル asacoの4回目の育児 – fourth time around MAMA 2022.01.11

あけましておめでとうございます。

今年は長男が中学生に(信じられない!)、そして長女は初めての高校受験を迎えることになります(不安しかない……)。
そして、わたし自身もチャレンジしたいことが盛りだくさんで、すでに2022年も慌ただしい一年になりそうな予感しかしませんが、マイペースに子どもたちとの毎日を綴っていけたらと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、去年はコロナで地元浜松に帰省することができませんでしたが、「今年はなんとしても帰りたい!」と、わたし以上に子どもたちから切望されて、年末のうちに戻って実家の父母と一緒にかぞくみんなでのんびり過ごしました。

ま、のんびりとは言っても、わが子4人が集まれば仲良く遊んでいても騒がしい、ケンカするとさらに騒がしい、つまり常に騒々しい中にいたので、決して心からリラックスして過ごせたわけではありません。
相変わらずわたしは「静かにしなさーい!」「ケンカしなーい!」などなど叫んでおりました……。しかし、去年の年末年始はこの騒がしさを東京の自宅に篭って、しかもわたしと夫の二人で受け止めなければいけなかったわけで、今年は両親の手厚いサポートにどれだけ救われたことか。

誰かが泣けばやさしく寄り添ってくれる、「お菓子!」と言われればお菓子をそっと差し出す、買い物に行きたいといえばわが子4人をさっと連れ出してくれる、さらに公園遊びにも付き合ってくれる……、今まで当たり前だと思っていたことに感謝しかなく、頭の下がる思いでした。
お父さん、お母さん、今回もわが子たちと全力で向き合ってくれてありがとう。

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せめてもの恩返しとして、実家滞在中はわたしと夫がお料理に精を出しました。去年コロナ禍で初めてチャレンジしたお節作りにも再び挑戦。
せっかくならわたしの両親にも手作りを食べてほしいと、年末の間に浜松のお店で買い出しを済ませ、夫婦でコツコツと仕込みをしました。2022年のお品書きは以下です。

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《お品書き》

・きんとん

・紅白なます

・田作り

・かずのこ

・伊達巻

・かまぼこ(これは市販)

・鯖の一夜干し

・酢れんこん

・黒豆

・子持ちこんぶ

・あん肝

・ローストスパイスポーク

・お煮しめ(実は大晦日に仕込んだおでんの残り)

去年の記憶を呼び起こしつつ新しいレシピにもチャレンジをして、今年もなんとかわが家流のお節料理ができあがりました。

あらためて感じたのは、お節って素材そのものの旨みを引き出すお料理だということ。味付けは基本、お料理の「さしすせそ」と本当にシンプル。
その中で、たとえば出汁の引き方、食材の切り方など、下拵えをどれだけ丁寧にするかで味わいが全然変わってくるんですよね。
邪念があるとすぐに味がブレるので、お節作り自体に心をおだやかに整える効果がありそうな気がしました。
なので、お酒を飲みながら仕込むのもオススメしません。(……実際失敗しました) 心静かに食材と向き合って……これに限る!

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とはいえ、早速そんな静かな時間は過ぎ去って、あっという間に東京のキッチンで慌ただしくお料理をする日常に戻りました。今年はプライベートはもちろん、コロナ禍で下火だった夫とのケータリング業マフィオもがんばりたい所存。

そして、生ゴミを減らすためにコンポストも始めました。フードロス、増え続けるゴミ問題、食を通じて考えたいことにも積極的に取り組んでいけたらと思っています。

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