Hanakoスイーツ調査隊 和スイーツ研究家・安原伶香が冬に贈りたい！おすすめ手土産5選

4品目は、金沢にある〈茶菓工房たろう〉の「キューブのもなか『窓』」。ころんとした、見た目もかわいらしいキューブ型の最中で、アーモンドパウダーを加えた香ばしい皮の中には、しっとりとした粒餡とコクがありつつ軽やかなホイップバターが2層になって入っています。粒餡の繊細な味わいを損なわないよう、ホイップバターにはイタリアンメレンゲを混ぜることで軽やかにし、アクセントで砕いたアーモンドを加えることで食感も楽しく仕上がっています。こちらもトースターで温めると皮がパリッと香ばしく、ポイップバターがとろけるような食感に変化するのでぜひ味変をお楽しみください！あんバター好きは必見です。

また「はなことたろう」は抹茶のカステラに、看板商品「カカオチョコのようかん」を重ねた、チョコケーキのようなネオ和菓子。「カカオチョコのようかん」にはアクセントに砕いたアーモンドが入っており食感も楽しいです。

■販売場所：石川県金沢市増泉4-3-7（オンラインショップでも購入可能）

最後は、〈大三萬年堂HANARE〉の冬季限定「あずきとかかお　〜雪塩〜」。看板商品「あずきとかかお」の冬限定フレーバーです。江戸中期創業〈大三萬年堂 本店〉の秘伝のあんこと、カカオ58%のベルギー産高級チョコレートをあわせた“ちょこ餡”が層になった濃厚ショコラテリーヌです。

雪塩に使用している「カルマグの塩」は、フランス国内でも最高品質とされており、フランスを代表する塩の産地で丁寧に手作業で採った塩の結晶。チョコあんの甘味と奥深い「カルマグの塩」の塩味のバランスが絶妙なバランスに仕上がっています。

冷やして食べると深みのある大人なガトー、 常温で食べるのと濃厚なテリーヌと、味わいが変化するので、食べ比べしてみても。

■販売場所：渋谷東急フードショー店、オンラインストア