紫外線から肌を守りながら、初夏の日差しを楽しむ。 FIND YOUR SELF 私を育む美容 Theme#2
ヘア&メイクアップアーティストの草場妙子による「FIND YOUR SELF 私を育む美容」。それは画一的な美しさにとらわれず、ほかの誰でもない自分の心を豊かにするための美容。何が自分をよろこばせるか。考え、見極めることは人生をきっと豊かにする。この連載ではそんな想いを届けたいと思っています。
日差しが気になる季節が到来。紫外線が肌の老化に深く関係していることは、皆さんもご存じだと思います。紫外線から肌を守るためには日焼け止めが欠かせませんが、私がアイテムを選ぶ際に、最も重要視しているのは「白浮きしないこと」です。日焼け止めは適量をしっかり塗ることが大切ですが、白浮きが気になって、のばして、うすーく塗ってしまったら、UVプロテクトの効果がきちんと発揮されないことも。また、日焼け止め特有の青みを含む白さは日本人の肌にはなじみにくく不健康な印象に。今回は、素肌を健康的に見せながら日常に取り入れやすいUVケアアイテムを紹介します。
一つ目は、〈アスタリフト〉のD-UVクリア アクアデイセラム(写真・右下)。美容液のようなもっちりと潤いのあるテクスチャーで、薄いピンクベージュカラーがほんのり血色感をプラス。塗ってしばらく経っても保湿の持続性を感じるから、つけるのが億劫にならないのも使いやすいポイントです。
二つ目は、〈アスレティア〉のスキンプロテクション UVジェル(写真・左下)。SPFの数値は高ければ安心と思われがちですが、その分肌への負担も増えるため、私は数値よりもきちんと塗ることに重きを置いています。このUVジェルはSPF30。普段使いではこれくらいの数値で十分。みずみずしいジェルタイプなので肌になじませやすく、白浮きが気になりません。普段はその日のスケジュールに合わせて、セラムとジェルを使い分けています。
仕上げにおすすめなのは、〈オンリーミネラル〉のマーブルフェイスパウダー シマー(写真・上)。微細なパールが入ったパウダーがテカリを抑えながら、光をまとうヘルシー肌に導きます。UVケアの効果もあるので、日中、日焼け止めの塗り直しが難しい時に持っておくと便利です。
ライフスタイルに合ったアイテムを選ぶことで、紫外線防止の効果は高まります。必要以上に太陽を恐れず、ときには日差しを楽しんでみましょう。