毛穴ケアで、クリーンでスムースな肌へ。 FIND YOUR SELF 私を育む美容 Theme#6
ヘア&メイクアップアーティストの草場妙子による「FIND YOUR SELF 私を育む美容」。それは画一的な美しさにとらわれず、ほかの誰でもない自分の心を豊かにするための美容。何が自分をよろこばせるか。考え、見極めることは人生をきっと豊かにする。この連載ではそんな想いを届けたいと思っています。
暑さも和らぎ、鏡に映る自分の顔をまじまじと見つめると、毛穴の存在感にはっとさせられる人も少なくないはず。それは年齢を重ねていけば、なおのこと。今回は、洗顔、パック、メイクアップの3つのアプローチを紹介します。
私が朝の洗顔に使っているのが〈ルナソル〉の「スムージングジェルウォッシュ」(1)。目覚めたときに肌のベタつきが気になることがありますが、この一本で肌のうるおいを守りながら穏やかにケアすることができます。石鹸や洗顔フォームを使って乾燥してしまう人には、特におすすめです。額、鼻周り、頰、顎など気になる部位になじませ、洗い流します。
そして、週1~2回のスペシャルケアとして効果を実感しやすいパワーアイテムは〈東洋炭酸研究所〉の「ソーダスパフォームプレミアム10,000」(2)。高密度炭酸ガスを濃密泡に閉じ込めるという視点がとても画期的。手のひらを逆さにしても落ちない、吸着力の高いホイップクリームのようなテクスチャーの泡を洗顔後の乾いた肌に厚めにのせて、5分ほどパックするだけ。液だれもしないので家事をしながらでも使えます。炭酸泡の作用で、毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂を浮かせることができます。弾力のあるしっかりとした泡なので、洗い流すときは、先にスパチュラで大まかにこそぎ取ると、手際よく流すことが可能に。毛穴の開きや黒ずみが目立ちにくくなり、さらっとした感触になります。
メイクで毛穴の凹凸をカモフラージュしたいときは〈RMK〉の「スムースフィット ポアレスベース」(3)を。左右の頰の片方のみ使ってみると、その毛穴の目立ち方の違いは歴然です。時間が経ったときも、ファンデーションの毛穴落ちを防ぐことができます。
こうして丁寧な毛穴ケアを日常的に心がけると、肌そのものが明るく綺麗な印象になり、うれしい手応えがあります。ぜひ、コツコツと続けてほしいです。