はじめまして投資 SNSディレクターが挑戦中! 「マンション購入!」の目標に向かって、つみたてNISAと一緒に走り始めました!
HanakoのインスタグラムなどのSNSのディレクションで活躍しているディレクター、川本梨智さん。彼女が投資を意識したのは、一人暮らしを始めてから。暮らすこととお金との関係について、気づきが多かったからだ。ちょうどそのタイミングで、投資家の藤野英人さんのインスタライブの仕事があった。投資に関する話に背中を押されるようにつみたてNISAを始めた。現在、投資体験半年、すでにちょっとしたドラマがあったようで。
一人暮らしってお金がかかります
Hanakoのインスタでさまざまな情報を発信したり、読者の方々からの投稿を募集するHanakogramを運営したり。そのほかにもストーリーズを作りインスタライブの台本も書いたり、と多忙だけれど充実した日々を送る川本さん。プライベートでは2年前に一人暮らしを始めた。「コロナになって2年ですよね、いつ自分の仕事がなくなるか分からない、という危機感と軽い緊張感はいつもあります。強い自分でいたいし、そのためにスキルは大切。でも、語学を習うにしても、パソコンなどの機材を揃えるにしてもお金が必要。加えて一人暮らしをしていると家賃、光熱費に食費など出費も多い。なかなかお金ってたまりませんね」と川本さん。
美味しいものも好きだし、NY、韓国とコロナ前には海外旅行にも行っていた。切り詰めてまでお金を貯める生活はしたくない、生活もちゃんと楽しみたいタイプだ。
「Quality of lifeは重視したいです」
そんな時の投資家の藤野英人さんの話だった。「日本人は投資について教育される機会はないし、貯金だけではお金は増えない。どれも共感することばかりでした。私にとって毎月、お支払いする家賃の存在も大きいです。10年払い続けても、家賃は消えるだけ。ちゃんとお金を作って、30歳まで独身だったらマンションが欲しいです」そんな思いが彼女の中にムクムクと湧いてきた。同時にSNSでは同世代の人たちが投資信託で今、いくらぐらいの利益があるといった書き込みをしている。
「よし、いつかはマンションを購入しよう」という目標をたてて、普段使っているクレジットカード関連の証券会社で口座を作ってみた。
「口座開設はクリアしたのですが、問題は何を買ったらいいのかでした。つみたてNISAができる投資信託の商品があまりにも多く、一体何に申し込めばわからない。株も知らなければ、仕組みもわからない。大学で経済の学科をとっておけばよかったと」
そこで、頼ったのが投資をしている友人。彼らの助言を取り入れてアメリカ株の入った投資信託を申し込んだ。
投資生活と共にやってきた喜び、そして驚き
つみたてNISAを始めて3ヶ月目の2021年11月のこと。
「口座を見てみると、値段が上がっていたんです。何もしないでお金が増えるなんて。驚きと喜びが同時にやってきた感じです」
2022年1月に入ると様相に変化が。
「数ヶ月前まで投資信託を売ったら儲かっていたはずだったのに、今度はまさかの元本割れに。1500円ですが、お金がなくなってしまった。ふと、リーマンショックのことがよぎりました。まだ、小学生だったんですけど」
確かに今年に入って、コロナからV字回復と言われたがアメリカも日本同様、物の価格が上がるなどインフレが話題になった時期だ。
そこで考えた川本さん。リーマンショック後にはアメリカ経済が右肩上がりだったのは、歴史が証明している。
「つみたてNISAなら20年は続けられます。長い目でコツコツと投資信託を買いますよね。だから、この半年で慌てたりしても仕方ないんです」と川本さんは口座はそのまま持ち続けて、あまり頻繁に見ない「戦略」に切り替えた。
「このことがきっかけで、経済にも興味を持つことができましたし、長期で持つ大切さも実感できました。やってみて感じてみて、見えることってあるのですね」
25歳の彼女にとってまだまだ時間はある。川本さんの投資の最大の見方は、時間。つみたてNISAができる最大期限の20年まで、まだまだ先がある。その間、株価も上がったり下がったりするだろう。
いい時期を見極め決断できたなら、念願のマンションが手に入るかもしれない。
彼女の投資マラソンは始まったばかりだ。
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https://hanako.tokyo/special/279299/
photo Shu Yamamoto