ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! かさ増し増しでコスパ◎「ざっくり鶏そぼろ丼」レシピ。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第18回は前回に引き続き、鶏ひき肉を使ったそぼろ丼をご紹介します。
今回のテーマ:「かさ増し増し!ざっくり鶏そぼろ丼。」
出費がかさむ年末は、かさまし丼で財布の帳尻合わせ。余計な手間はかけず、B面女子はざっくり作るが主流。怒涛の1年お疲れ様でした。荒々しくも、おいしいポイントはちゃんと抑えてる。そんな自炊大好きっ子になったかも…。
■材料(1人分)
ねぎ…1/3本
トマト…1/2個
塩・胡椒…各少々
ごま油…適量
鶏もも肉…120g
酒…大さじ2
醤油…大さじ2
みりん…大さじ1
きび砂糖…小さじ1
生姜…500円玉1枚
サラダ油…適量
もやし…1つかみ
ごはん…軽く1杯分
豆腐…200g
かいわれ…お好みの量
さあ、ざっくりいくよー!
【1】野菜を切っていきます。ねぎの白い部分は、みじんというには恥ずかしいくらいのざっくりしたみじん切りに。命名します。「ざっくみじん」とな。その後はしっかり水にさらすこと。トマトは乱切りにし、塩とごま油を少々かけて事前に調味しておく。
おいしいそぼろ作りに欠かせないポイント!
【2】そぼろ作りにおいて「しっとり感」は重要!それならきび砂糖をチョイスして。鍋に鶏ひき肉と酒、醤油、みりん、きび砂糖、おろし生姜を入れ、完全に混ぜて溶きほぐす。中火にかけて沸騰したら、水分がなくなるまでしっかり飛ばして炒める。
お世話になってます、自炊内閣もやし官房長官。
【3】フライパンにサラダ油を引いて強火で熱したら、もやしをさっと炒めて。火を消してからごま油、塩・胡椒を少々入れて調味。もやしと一緒に食べるのはこの香り!
単体でもおいしい、いや合わせるともっとおいしい。
【4】どんぶりにごはんを軽く盛り、もやし、4等分に切った豆腐、トマト、そぼろの順でのせる。仕上げに水気をしっかり切ったねぎの白い部分、かいわれもトッピングしちゃったりして。好きなもの順で盛り付けるのもいいかもね。
追いそぼろを準備しておけば、あの一口目の濃い味が最後まで楽しめる。
欲張りでせっかちな私は、早めの追いそぼろ。まるでハンターのごとく、いとうまし。
満腹なのにヘルシー。自炊って、自分で好きなものをコントロールできるのがいい。食べ方も自由でいい。失敗したって大好きな自分自身が作ったごはんならご愛嬌!なんてね。B面女子、来年も奮闘していきます。
A面、B面女子とは…?
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!