Tokyo女子と、やさしい刃物。vol.7 大切に使い込んだ包丁を、いつか自分の娘に受け継いで…。妄想が膨らむ、〈貝印〉の包丁3選。
本誌で連載中の「Tokyo女子と、やさしい刃物。」 切れ味抜群の〈貝印〉ブランド刃物のすごいところを、誌面に書ききれなかったオススメポイント含め、7回にわたりご紹介します。
こんにちは、新婚ライターTです。
7回にわたり連載してきたこの連載も、今回でひと区切り。さみしいものですね。
いま発売中のHanako1142号の連載ページ、「Tokyo女子と、やさしい刃物。」も読んでいただけましたでしょうか? 今回のエッセイは、母から娘へと受け継がれていく、包丁の物語でした。
キッチンでの、母娘のなにげない会話…。実家を出て行く娘のことを想い、「これ、あなたが持っていて」と、大切に手入れしてきた包丁を渡す母…。
ほろり。
私もいつかは、自分の子供に、使い込んだ包丁を手渡したりする日が来るのかしら…。
そうか!だとしたら、今からとっておきの「我が家の包丁」を準備し、育てておかなくては!
ということで。
妄想! 私が娘に受け継ぎたい包丁3選。
もしも、私が娘に包丁を渡すとしたら?
鎌倉時代に活躍した日本刀の名匠「孫六」の名を引き継ぐ、貝印の「関孫六(せきまごろく)」シリーズから、特におすすめしたいプレミアムな3本を選びました。
妄想その① 天然木の持ち手が美しいスタイリッシュな1本で、母はセンスが良かったのよアピール。
ひとつめのおすすめは、「関孫六 10000CL 三徳包丁 165mm」(10,000円)。
「10000CL」は、天然木の持ち手がエレガントなシリーズです。この持ち手、見た目がいいだけではなく、積層強化木を使用しているので、水に強くて長持ちするんだそう。
関孫六シリーズ、ロゴがかっこいいですね〜。
切れ味だってもちろん、刃物メーカー・貝印だからこそできるプレミアム品質です。
高級ステンレスを芯材とした「コンポジット技術」と呼ばれる特殊な接合技術により、鋭い切れ味が持続し、研ぎ直しもスピーディー。この技術は、航空部品にも使われるほど精密で信頼が高いそうですよ。
妄想その② 刀鍛冶の誇りが息づくダマスカス模様。「本物の魅力」で子孫を唸らせる。
受け継ぐからには、とことん良いものを! と思うならば、関孫六シリーズの中で最上位の「ダマスカス」シリーズを。こちらの写真は、「関孫六 ダマスカス 三徳包丁 165mm」(12,000円)。
このシリーズの特徴はなんといっても、この刃体の美しい「ダマスカス模様」。異なる種類のステンレスが32層に折り重なることによって生まれる模様で、刀鍛冶の高い技術と、切れ味の良さの証です。包丁ラバーは、ひとつひとつ微妙に異なるこのダマスカス模様を鑑賞して、風情を楽しむのだとか。
プロも認める実力派包丁は、長く使えば使うほど愛着が湧いてきそうです。
妄想その③ オールステンレスで清潔に使える包丁に、「我が家の思い出の味」をこれでもかと詰め込む!
3本目はこちら。「関孫六 匠創 三徳包丁 165mm」(4,500円)。
刃と持ち手の間に継ぎ目のない、一体成型のオールステンレスが特徴です。熱湯消毒ができて、食器洗浄器もOK。毎日の手入れの簡単さって、長く使う道具にとって、とても重要ですから。
刃先の厚みをより薄く仕上げるための研削加工がしてあり、食材に包丁がスッとはいる、気持ちがいい使い心地です。
この包丁なら、「我が家の味」の誕生にも一役買ってくれるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
貝印の特設ページ「貝印、包丁のすべて」には、包丁の選びかたや、買ったあとのお手入れ方法も書いてあるのでぜひ参考に。
私が選ぶとしたら、うーん、おしゃれな①か、扱いやすい③か…迷うところです。
妄想は膨らみますが、連載はこのあたりでひとまず終わりといたしましょう。連載は終われど、貝印の刃物を使う日々はこれからも間違いなく続きます!
それでは、また会う日まで!
問い合わせ先 貝印 お客様相談室(0120-016-410) http://www.kai-group.com