新進気鋭のタイ料理店と高級シャンパン「ヴーヴ・クリコ」が驚きのコラボ! 森枝幹氏プロデュースのタイ料理店〈chompoo〉が「ヴーヴ・クリコ」とコラボ!
1772年にフランスのランスで創業したシャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」と、〈渋谷 PARCO〉に昨年誕生したタイ料理店〈chompoo (チョンプー)〉が、10月31日(日)までの期間限定でコラボレーション。シャンパンとタイ料理という異色ともいえるコラボを、実際に体験してきました!
「ヴーヴ・クリコ」が様々なクリエイターとコラボする日本第1弾の取り組み。
今回のコラボレーションは、「ヴーヴ•クリコ」があらゆるクリエイティブ領域にて活躍する創造者「The New Makers 」と共に、人々にインスピレーションを届ける情報発信や、ユニークなコミュニティの形成を目的とするプログラム 「Veuve Clicquot The New Makers (ヴーヴ・クリコ ザ ニュー メーカーズ)」 の日本第1弾として実施されたもの。
第1弾のコラボレーション先となる〈chompoo〉は、シドニーの和風フレンチレストラン〈Tetsuya's〉など数々の名店で修業を重ね、代沢の〈サーモンアンドトラウト〉のシェフとしても知られる森枝幹氏プロデュースのタイ料理店です。
スパイシーなだけではない、フレッシュハーブをふんだんに使った体が喜ぶ“しみじみおいしい”タイ料理を提供しています。
全13品!1日2組限定の「ヴーヴ・クリコ」ペアリングコース。
今回はこのコラボレーションのうち「ヴーヴ・クリコ イエローラベルとローズラベルが 1 杯づつ楽しめる、スタイリッシュ・ペアリングコース」を体験。 1日2組限定一人10,000円のペアリングコースで、〈Chompoo〉選りすぐりの無添加タイフードと「ヴーヴ・クリコ」のペアリングを存分に満喫できます。
タイ風茶碗蒸しや混ぜご飯など、意外性のある料理の数々。
1皿目はタイの茶碗蒸しとも言われる「カイトン」。なめらかでスパイシーな茶碗蒸しの中にはエビや豚肉、イカなどの具材が入っていて、茶碗蒸しの上には今が旬のトウモロコシとココナッツミルクを使ったポタージュがかけられています。食感や口当たりはポタージュのおかげでなめらかで甘く、しかし茶碗蒸し自体はスパイスがしっかり効いており後から辛さがやってきます。ココナッツミルクとスパイスを使っているということもあり、ちょっぴりグリーンカレーのような味わいにも感じられました。清涼感のあるイエローラベルがタイ料理のスパイシーな味わいにも寄り添っています。
2皿目はカラフルな食材たちが目を引く「カオヤム」。バタフライピーというハーブで青く色付けしたお米に、色とりどりの具材を散りばめ、コンフィにしてから揚げた鮎をトッピングした混ぜごはんです。
ライムを絞ってエビや魚を発酵させたソース・カピを回しかけてから、しっかり混ぜていただきます。
具材にはショウガやキュウリなどオーソドックスなものから、マンゴーや菊の花、ミョウガなどが使用され、日本の食材とタイ料理の融合が窺えます。干し海老などのサクサク感やシャキシャキとした野菜類など、食感の違いのほかさまざまな五味が噛むごとに変化しながら口の中で広がっていきます。そのままでもおいしいですが、鮎の肝やニンニクなどで作った「ナムプリック」という味噌のようなタレをスプーンですくって一緒にいただくと、苦味やえぐみが加わりパンチの効いた味わいを楽しめます。
3皿目は豚のゼラチン質のみで煮凝りのように仕立てた「ゲーンカダーン」という料理。半月型をしたジャスミンライスのお煎餅と一緒にいただきます。小麦粉不使用のカレーを1日置いて固めたタイ料理は、豚のゼラチン質だからか口に含むだけでトロッととろけ、ガリガリ食感のお煎餅にちょっぴりうま味が染み込んでいいおつまみでした。
ハモを使った中華風タイ料理や、フルーツを使ったおつまみも。
4皿目はタイでは中華ヌードルとして人気の料理「イェンタフォー」をアレンジしたもの。豆腐ようなどで知られる紅麹を使ったスープにもやし、ハモを入れた料理で、上には〈煮干しラーメン凪〉の一反麺を揚げたものをトッピングしています。甘辛くて酸っぱいスープにカリカリの揚げ麺をひたしてパクチーと一緒に食べると、さながらタイの味わい。これに日本の夏の味覚ハモを合わせていて新鮮でした。
5皿目はゴーヤとブドウを使った「マラードーン ヤム アムン」、青パパイヤとタマリンド、油を使った「ソムタム トード」、そしてスイカに小海老、塩で仕上げた「ヤム テーン ムォー」という3品盛り合わせ。「マラードーン ヤム アムン」はシュワシュワで酸っぱい未熟ブドウと普通のブドウ、ゴーヤを全てピクルスにしたもの。甘酸っぱいけれどもそこまで漬かっておらず、マリネのような感覚で軽く食べることができました。
青パパイヤのサラダで知られるソムタムを揚げた「ソムタム トード」は、プラムのようなタマリンドの味わいのおかげで揚げ物でも後味軽やかにいただくことができます。
感動的だったのが「ヤム テーン ムォー」。甘くてしょっぱい小海老のうま味もしっかり感じられて、そしてスイカがジューシーで夏にぴったりの一品。食材の妙を感じられました。
カットや調味料、素材の組み合わせも追求したタイ料理。
6皿目はタイ料理の定番・生春巻。エビを縦長にまっすぐ入れたり、野菜のカットを工夫することで太巻きのような美しい断面になっています。タイ現地では子ども達がチリソースではなく梅ジャムを食べていることにシェフがインスパイアされたようで、この料理にも梅ソースを使用。中に生春巻の中には錦ゴマも入っており、タイ料理ながらほんのり和風な味わいにも感じられました。
7皿目もまた「ポーピヤ トード」というエビ料理。エビを丸ごと春巻きで巻いて揚げ、アボカドのソースを合わせています。ソースには青唐辛子も含まれているので、まろやかな味わいの後にピリッとした辛さが感じられ、軽やかな清涼感を求め「ヴーヴ・クリコ ローズラベル」に手が伸びます。
8皿目は水餃子。餡は鴨肉を使用し、レンコン、ベビーコーンも入れ食感にアクセントを持たせています。そしてソースはレッドカレーのような味わい。見た目は中華ですが、パクチーと相まり味わいはしっかりとタイ料理です。
9皿目は焼き豚料理。皮付きの豚肩肉を茹でてから高温で揚げ、さらに低温で火入れをし黒酢のようなソースをかけています。添えられているのはピリ辛のチェンマイのソーセージです。豚肩肉は外はカリッカリで香ばしいのに、中はしっとりジューシーでまるで角煮のような軟らかさ。酸味のあるソースのおかげで脂も重たく感じません。
10皿目は豆苗をカピと唐辛子で炒めた料理。箸休めにしてはちょっぴり満足度の高い一皿でした。
〆は3種類からお好みをチョイス!
〆は3種類からお好みを選べました。こちらはジャックフルーツと豚軟骨のカレー。ジャックフルーツの甘さとスパイスの辛さが穏やかで、やさしいだしの味わいも魅力的。個人的に一押しの〆料理です。
こちらはピーナッツやタマリンド、生姜などを使ったタイ風豚の角煮。甘酸っぱいプラムのような味わいのタマリンドがアクセントになった角煮は、満足感も十分です。
麺料理派はこちらの冷麺を。〈煮干しラーメン凪〉などで知られる〈だるま製麺〉の冷麺に、カリカリとした豚の皮やパクチー、煮干しなどをトッピングしています。ソムタムのような甘酸っぱさがありつつも、煮干しの苦味が全体の味を締めてくれているように感じました。
デザートは自家製ココナッツのヨーグルト。なめらかな口当たりで甘く、スパイシーな料理の最後にぴったりでした。
2,000円で楽しめるペアリングセットなども登場。
このほかにも生姜、ピーナッツ、レモングラス、スターアニスなど、オリエンタルな香り溢れるカレーに、サクッとした食感に仕上げた豚バラをトッピングした「ハーブ・スパイス・オリエンタルカレー」や、森枝氏がstay home期間中に「ヴーヴ・クリコ」のためにレシピを考案、動画配信も行なったフードも登場するなど様々なフードレシピがお目見え。
ドリンクも「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」、「ヴーヴ・クリコ ローズラベル」のほか、氷を入れてカクテルとして楽しむ「ヴーヴ・クリコ リッチ」5種類も味わえます。
さらに、開放感のあるウッドデッキにはクリコイエローのパラソルやテーブルが配され、オープンスペースで風を感じながらペアリングを楽しめるテラス・クリコも登場。この夏は「ヴーヴ・クリコ」と共に、スパイスと彩りあふれる食体験ができる、 創造性に富んだコラボレーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
『Veuve Clicquot × chompoo コラボレーション』
■東京都渋谷区宇田川町 15‐1 渋谷 PARCO 4F〈chompoo〉
■03-6455-0396
■11:30〜20:00(19:30LO、渋谷PARCOの営業に準ずる)
■公式サイト
※内容は変更になる場合があります。