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おうちカラオケ、しちゃう? トレンディドラマ再放送で再注目!愛され続ける昭和・平成の名曲&カバー4曲
過去の“トレンディドラマ”の再放送が、現在人気沸騰中!ドラマの再人気と呼応するように、昭和や平成の名曲をカバーするミュージシャンも増えています。そこで今回は、今も愛され続ける昭和や平成の名曲&カバーをご紹介します。
1.『LA・LA・LA LOVE SONG』久保田利伸
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カバー:極東ラヴァーズオーケストラ
ささやくような女性ボーカルと、キラキラしたキーボードのアレンジが、胸キュン度マックスのラヴァーズロック。ちなみに、カップリングは月9ドラマ『101回目のプロポーズ』主題歌「SAYYES」のカバー。
2.『SPARKLE』山下達郎
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カバー:Beyond The Time feat.武田カオリ
名盤『FORYOU』(1982年)の冒頭を飾る名曲を、ジャジーなボサノヴァにアレンジ。超ビッグチューンをクールに歌い上げる武田カオリの度胸に拍手を送りたい!
3.『Baby Don't Cry』安室奈美恵
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カバー:DUBFORCE feat.柴田聡子
いとうせいこうや屋敷豪太らのユニットに、令和の歌姫が参加!2007年に安室奈美恵が発表した原曲を、柴田がさらにスイートに、そしてアンニュイに歌ったラヴァーズ!
4.『Woman“Wの悲劇”より』薬師丸ひろ子
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カバー:FRISCO
1984年に薬師丸ひろ子が主演した同名映画の主題歌。松本隆による、アイドルが歌うには深過ぎる歌詞を、2001年から活動するレゲエ/ダブ・バンドが、間を空けた心地よいラヴァーズに。
日曜の昼下がり、自宅でビールでも片手にゆっくり聴きたい名曲たち。
過去の“トレンディドラマ”の再放送が、現在人気になっている。その理由は、現行のリアルかつ重厚なドラマにはない、胸キュン要素が多いからではないだろうか。ドラマの再人気と呼応するように、昭和や平成の名曲をカバーするミュージシャンも増えている。70年代後半、在英のジャマイカ人たちが、自国の音楽であるレゲエで、ヒット曲をカバーしたラヴァーズロック。オリジナル曲もあるけど、主にカバー曲を取り上げるという音楽のスタイルだ。日本でもファンが多く、極東ラヴァーズオーケストラは、まさにその名の通り。
昨年発表したのが、“月9”ドラマの金字塔『ロングバケーション』の主題歌、久保田利伸が歌う「LA・LA・LA LOVE SONG」のカバー。女性ボーカルのゆったりしたアレンジで、メロディの持つ甘酸っぱさを、よりスイートに聴かせてくれる。ラヴァーズだけではなく、現在はボサノヴァなどでもカバーされる昭和&平成の甘酸っぱい名曲。日曜の昼下がり、自宅でビールでも片手にゆっくり聴いていくのもいいでしょう。
(Hanako1184号掲載/text : Katsumi Watanabe)