部屋時間が好きになるtips おうちで実践できるプロの収納術&アイテム8選。機能性を落とさずおしゃれなキッチンに!
どうしても生活感が出がちなキッチンは、「見せる」と「隠す」のメリハリをつけて収納するのが、すっきり感を出すポイント。毎日使う道具や食器、調味料を見極めると機能性を落とさず、美しいキッチンをつくれます。今回はナビゲーター3名に聞いた、理想のベッドルームをつくる8つのアイデアをご紹介します。4月27日(月)発売「あの人に聞いた、家での最高な過ごし方」よりお届け。
【収納アイデア】
1.ガラスキャニスターなら見せる収納も軽やかに。
「収納の場所をとるお米は思い切って見せる収納に。ガラスキャニスターなら見た目が軽やかで、サイズが大きくても圧迫感が出ません。砂糖や塩など毎日使う調味料もガラス瓶に入れておくと統一感が出てなおよし。一目で残量がわかるので、ストックの買い忘れもなくなって一石二鳥ですよ」(柳沢)
2.透明キャニスターでストックが一目瞭然。
「登場頻度が高くない乾物などは隠して収納。キャニスターの高さや直径を統一するとすっきり収納できます。ボディはもちろん蓋まで透明なタイプだと、引き出しタイプの収納でも上から中身が見えてストレスフリー」(柳沢)。
3.使いかけのスパイスはかごに入れて出しておく。
「使いかけスパイスやお茶類など、こまごましたもの全部を瓶などに移し替えるのは大変。パッケージのままクリップで封止めしてかごなどに入れておくと迷子が出ないし、収納もしやすくなります。雰囲気のあるバケツバッグならキッチン台の上に出しておいても素敵です」(大谷)。
4.お鍋はインテリア!見せたくなるものを選ぶ。
「重くて場所をとるキャセロールは断然見せ収納がおすすめ。収納の奥にしまうと取り出すのが億劫で使わなくなってしまいそうなので、ここはもうキッチンインテリアとして考えて、キッチンに飾ってしまいましょう!部屋になじむ色や佇まい、毎日目にしてうれしくなるデザインのものを厳選して」(大谷)
【ティータイムアイデア】
1.お茶時間が身近になる見せるティーセット
「紅茶に日本茶、中国茶。毎日気分に合わせて楽しむティータイムは至福の時間。お気に入りのポットや茶器はお茶の種類別にトレイに集約してキッチンの片隅に。収納の省スペースにもなりますし、何より気軽にお茶の準備ができていい。忙しい毎日でもさっとお茶の時間を取れるようになって、いいことずくめです」
2.朝の時間が楽しくなるハイテクコーヒー道具。
「アプリを使って好みの抽出方法のテイストを再現できるIoTコーヒーメーカー。流速をコントロールできるケトルがあれば最高の一杯に」(市川)。
【水回りのアイデア】
1.水回りに緑があると生活感アップ。
「必要最低限のアイテムだけに絞って、すっきり整ったシンク回りにはぜひ植物を。キッチンは毎日食べ物を扱う場所。グリーンがあるだけで清涼感が出ますし、命あるものがそばにあるという気持ちを持つと、自然とシンク回りをいつも清潔に保ちたいと思うようになるんです。植物の水替えも楽ですしね(笑)」(大谷)
2.シンク回りはトーンを揃え必要最低限のモノだけに。
「機能性を重視するあまり生活感が出るシンク回り。でも毎日使うのはスポンジと洗剤程度。必要なものを見極めて色のトーンを揃えると、見違えるほどシックに。ポップなパッケージが気になる洗剤はお気に入りのポンプに入れ替えて」(柳沢)。
Navigator
大谷優依(おおたに・ゆい)/インテリアスタイリスト。女性誌などで雑貨やインテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを手がける。広告やCMなどのインテリア装飾なども行う。
柳沢小実(やなぎさわ・このみ)/エッセイスト。著書などを通して、豊かな暮らしづくりのアイデアを発信。手間をかけず、すっきり見せられる収納術を研究中。整理収納アドバイザー1級。
市川渚(いちかわ・なぎさ)/クリエイティブ・コンサルタント。ファッション・IT関連のコンサルティングを行う傍ら、デジタルアイテムを使ったスタイリッシュな暮らしをメディアで発信中。
(Hanako1184号掲載/photo:Kazumasa Harada styling:Yui Otani text&edit:Yuriko Kobayashi)
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