ズボラ女子でも簡単に作れるレシピが満載! 背伸びしました、牛タンチャーハン。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~
料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」そんな本音を持つB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを、フードデザイナー・細川芙美さんが紹介する新連載。第2回は前回に引き続き、旬の春野菜、菜の花と絹さやがメインの牛タンチャーハンをご紹介します。
今回のテーマ:「背伸びしました、牛タンチャーハン。」
牛タンでチャーハンは、別に作らなくてもいい。余り物のハムやチャーシューで別にいい。でもでも、あれでしょ、あるじゃん、背伸びしたい時って。今日は素材も贅沢に、洒落気にも背伸びをして、チャーハンのために牛タン使っちゃいます。
■材料(1人分)
ごはん…お茶碗一杯
牛タン…5〜6枚
菜の花…4〜5本(第1回「チャオ・ガー」の切り方を参照)
絹さや…8〜10本
じゃがいも…1/2個
レモン…1/2個
バター…6g
サラダ油…適量
塩…ひとつまみ
胡椒…適量
ただの背伸びではない!美味しく食べるポイントはコレ。
1.じゃがいもは1cm間隔で賽の目状に切る。バラバラにならないように重ねながらが重要。油でカリカリになるまで中火でじっくり揚げ焼きにする。(焦げそうになったら弱火!)焼き上がりの合図は、鍋を振った時に、フライパンに落ちたじゃがいもから最初とは違う、軽い音が鳴ったら。
2.じゃがいもを取り上げたら、強火にした熱々のフライパンで牛タンを両面サッと焼く。一度とりあげたら塩胡椒をかけ、元に戻したら余熱で中に火を通す。
3.焦がしバターを作る。牛タンを取り出したら火を消し、バターを入れて再び中火にかける。これが「ウマい!!」へと格上げしてくれる。ないと困るんだな…。
4.焦がしバターの入ったフライパンに、ごはんとざく切りにした菜の花の下半分を入れ、中火で炒める。 ほぐれてきたら、絹さやと菜の花の上半分を入れる。後から入れた野菜にも火が通ったら、1で揚げ焼きにしたじゃがいもを入れ、塩胡椒で味を整える。
はい、ココ!おしゃれ背伸びしてます、仕上げレモンです!
5.火を止めて牛タンを入れたら、レモンをギュッと絞って。お皿に盛り付け、フォークとスプーンで食べる。 レモンも一緒にお皿に添えて、海外風。料理も背伸びもこれで完成。
食べていくと、じゃがいもがいい仕事をしてることに気がついた。背伸びしたものの、B面の私はどうしてもビールが飲みたくなる料理になるなぁ…。
そのころA面女子は…?
Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!