台湾フードブームを牽引。 大ブレイク中!中目黒・台湾フード〈明天好好〉の魅力を大解剖。ヘルシー豆花にリピーター続出。
今年を象徴するトレンドグルメは、なんといっても台湾フード。豆花をはじめとした、体にやさしい台湾フードなどが楽しめる〈明天好好〉で得られる1,000円の幸せとは?Hanako『1000円の幸せと、6000円の悦びと。おいしい店!』「新しいのに懐かしい東京の台湾的世界。」よりお届け。
〝台湾フード〞はやっぱり東京の日常グルメの最先端。
ここ数年、爆発的ともいえる人気を見せているのが〝台湾フード〞。タピオカドリンクの大ヒットは記憶に新しいが、そのネクストとして注目を集めているのが、台湾で朝ごはんやおやつとして食べられているヘルシーな豆花だ。
豆乳を固めて作られる豆花をレンゲですくうとふるふると儚げに揺れ、口に運べばつるりと喉を落ちていく。シロップをかけただけのシンプルなものもあれば、搾菜の塩味やお酢の酸味が食欲をそそる鹹豆漿もある。
東京に専門店が続々とオープンするなか、オリジナルの〝台湾的世界〞を表現し、大ブレイクしているのが中目黒の〈明天好好〉だ。
漢字を使った新鮮な世界観。
コンセプトは〝New Far Eastern Style Cafe〞。1980年代、世界各地のチャイナタウンにあったようなカフェをイメージした空間にいると、どこかの国を旅しているような気分にもなるが、内装やユニフォームデザインを手がけたのが〈DEPT〉のオーナーであるeriさんと聞けば、その世界観にも納得。
お味ももちろん好吃!
今年、〈銀座TORIBA COFFEE〉で〈明天豆花〉として限定オープンしたところ長蛇の列が。かねてから「豆花のお店をやりたい」という思いを温めていたeriさんに賛同した各界のクリエイターが集結し、8月に〈明天好好〉としてスタートをきった。メニュー監修を務めるのは、南青山の予約困難店〈MIMOSA〉の南俊郎シェフ。
蜂蜜、グラニュー糖、ガムシロップ以外の動物性食材を使わないヴィーガン豆花は5種。
最近、新たに愛玉子やきなこをまぶした油条なども登場した。
食器も全部オリジナル。
オリジナルグッズはグラフィックデザイナーの岩井遊さんが担当。店内ではフローリストの越智康貴さんがセレクトした一輪花も購入できる。
それぞれが独自の視点で〝世界〞を切り取り、それがひとつの空間に集まることで世界に類を見ない、いまの東京らしい店に。〝1000円で旅する東京の台湾〞は、単に料理を楽しむだけの場所ではなく、その空気感やストーリー性もゆるやかに絡み合って、訪れる人につかのまの幸せを運んでくれる。いまの東京にはそんな新しい価値観や可能性を持った食空間がまだまだ存在する。心がときめき、感覚が刺激されるような。1000円で得られる食の幸せは、想像以上に奥が深いのだ。
〈明天好好〉
特製黒胡麻シロップを使った黒胡麻豆花や特製湯葉粥なども人気。アルコール以外はすべてテイクアウト可能。おしゃれなグッズもお見逃しなく。
■東京都目黒区青葉台2-20-7 KM中目黒ビル1F・B1
■03-6452-3102
■11:00~22:00LO 不定休
■25席/禁煙
Hanako『1000円の幸せと、6000円の悦びと。おいしい店!』特集では、を多数ご紹介しています!
(Hanako1179号掲載/photo : Norio Kidera text : Keiko Kodera)