たっぷり濃厚チーズにノックアウト。 チーズマニア必見!チーズをたっぷり堪能できる絶品チーズパングルメ3選
チーズとパン、そのたまらない至福のコンビネーション。とろ〜り濃厚なチーズが溢れ出すものから、ふわふわの削りチーズがたっぷり掛かったものまで、チーズ好き必食の絶品パングルメ3選をご紹介します。
【パニーニ】〈Subrideo Restaurare〉/恵比寿
チーズ愛好家から信頼の厚い、チーズ料理の専門店〈スブリデオレストラーレ〉が、気軽さ重視のスタイルでリスタート。「ふらっと寄りたい」「テイクアウトしたい」という声を受け、お昼にオープンして、夕方からは飲みながらつまみを楽しむアペロタイムに突入する。
ショーケースには、テイクアウトOKのカスクートやサラダ、チーズケーキなどのデザートが並ぶ。
リニューアル前から人気の「サーモンミキュイとシェーブルチーズ」も、パニーニに姿を変えての登場だ。
チーズをソースがわりにして。
ワインだけでなく「エスプレッソや紅茶との相性もいい」と、オーナーシェフの吉田健志さん。チーズとアイスティーがベースの「フレッシュチーズティー」など新鮮なメニューも。初めて訪れた人も既存のファンも虜にする、新たな試みにも期待大!
(Hanako1162号掲載/photo : Michi Murakami text : Yumiko Ikeda)
【カンパーニュ】〈ルヴァン 富ヶ谷店〉/代々木八幡
その歴史は日本、東京での発酵種(いわゆる天然酵母)パンの歩みとほぼイコール。1984年創業の老舗。オーナー甲田幹夫さん自筆の絵、野の花が無造作にテーブルに置かれる。甲田さんの手にかかれば、なにをやっても味になるのだ。
厨房の壁や天井に見えるにじみこそが、この店にすみついた酵母や乳酸菌たち。約30年ものあいだ種をかけ継ぐことで、継ぎ足し続けたウナギのタレのように熟成が進み、パンのまろみや深みを増す。〈ルヴァン〉のパンを食べることは、この店の歴史を食べることだ。
素朴な小麦の風合いとやさしいバターの香り。
クルミとカレンズ。
「うちはパンではなく人を味わってほしい」と甲田さん。
スタッフは実に楽しそうにパンを作り、売る。むずかしそうな顔の硬いパンが並んでいるけれど、食べ方やおすすめについて、ぜひ尋ねてほしい。きっと笑顔で教えてくれる。
併設のカフェ〈ルシァレ〉。古いテーブルで食べる焼きたてのパンが、なによりおいしい。
全粒粉パンとゴマミソの思わぬ相性。農家から直送された野菜をはさんだり、ゴマミソペーストを塗ったり。
ルヴァンの原点「カンパーニュ317」にチーズをたっぷり。おいしいだけでなく、家に帰ってパンを食べるときのよいお手本になる。
(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo : Youichiro Kikuchi, Akiko Mizuno text : Taeko Terao, Tomoko Matsumoto edit : Rie Nishikawa)
【クロックムッシュ】〈THE GATE HOTEL TOKYO by HULIC〉/銀座
目の前は数寄屋橋の交差点。このホテルの何よりの魅力は、銀座の街並みを独占できる眺望の素晴らしさ。その魅力を存分に楽しめるように、天井高のある4階のロビーラウンジには広々としたテラス席があり、“外気を感じるホテル”というテーマを体感できる。
京都の〈進々堂〉のパンを使ったリッチな味わい。
客室はカップルから友人同士、ビジネスと様々なスタイルに合うデザインがそろう。ベッドは〈シモンズ〉社製マットレスを使用、〈M’s system〉のスピーカーやWガーゼのパジャマなど、快適さへの配慮が随所に。最上階にはゲスト専用のテラス席も用意されている。旅慣れた人ほど心地よさが実感できる、大人のためのホテルだ。
〈THE GATE HOTEL TOKYO by HULIC〉
ロビーラウンジは6:30~23:30LO。アフタヌーンティー3,800円も人気。
■東京都千代田区有楽町2-2-3
■03-6263-8233
■全164室
■IN14:00 OUT11:00
■1室1名30,000円~(税サ別)
(Hanako1171号掲載/photo : MEGUMI(DOUBLE ONE), Yuko Moriyama, Megumi Uchiyama, Natsumi Kakuto text : Yoko Fujimori, Yumiko Ikeda, Aya Shigenobu)