バーデビューするならやっぱり銀座がイイ! 初めてでも楽しめる、女子こそ行くべき銀座の素敵BAR4軒
銀座には星の数ほどのバーがあるけれど、老舗パティスリーのデザートバーから人気美容ブランドのバーまで、思わずハートを鷲掴みにされるとっておきの4軒をご紹介。たまには銀座のバーで女子会なんてどう?もちろん、デートで連れて行ったら喜ばれること間違いなし!
1.バーは、夜を楽しむだけの場所じゃないんです。〈THE APOLLO〉
2016年、東京の食通たちをざわつかせた話題のレストランは、実はバーとしても優秀店。大理石の大きなカウンターに腰かけて「1杯だけ」の利用もできてしまうのだ。しかも、昼間から。
自然光があふれる銀座でもめずらしい開放的な空間で、背徳感というスパイスを加えながらまだ明るいうちから飲むカクテルのおいしさときたら。
ここでしか食べられないグリークフードデザートも必食。左上・お店オリジナルの「レモンパイ」1,500円。右下・ギリシャヨーグルトの「ソルベ“カダイフィ”」1,500円。
仕事帰り、あるいはエスケープでも、お一人様利用のしやすいカウンター。うんちく、お作法気にせずに。
17:00以降チャージ料10%。ということは、日中はフリー。カクテルは1,000円~。アポロ・スピリッツ1,100円など。
2.目の前でつくられるのはカクテル、そして…。〈銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ バーメゾン〉
デザートが食べられる喫茶店として神戸の芦屋で生まれたあのパティスリーは、銀座の街でデザートが食べられる素敵なバーとしても展開。パティシエ特製スイーツとカクテルが楽しめるなんて♡と、そんな夢のような場所こそ銀座メゾン内のバーメゾン。しかもここだけの話、スペシャリテのクレープ・シュゼットはサロンより間近でフランベが見られちゃうというのだから行かない理由が見当たらない。
銀座はちみつとフレッシュレモン、クランベリーにシャンパンを注ぐ「シャンパン クランベリー」1,500円。
サブレにピスタチオクリーム、フレッシュバジルや苺がのった春限定の「パラディ・フレーズ」1,600円。
1930年に建てられた由緒あるロマネスク風様式の建築の1階。チャージフリーで、18:00以降サービス料10%。予約可。
3.一杯で、胸いっぱいになるカクテル、ここにあります。〈Bar Vie Lembranca〉
店内をU字型に走るカウンター。中にうずたかく並べられたボトル。視線の置き場も身の置き場も心地いい。
一見すると銀座らしいオーセンティックなバーである。しかし一度行けばわかるのは、それが銀座どころか世界中を探したってどこにもないバーだということ。
マスターの秋谷修二さんはシェイカーを振るとき心から楽しそうに微笑んでいて、たいそう愛おしそうにカクテルをつくるのだが、何より特筆すべきはそのプレゼンテーション。
一杯に添えられたマカロンも桜餅も、氏いわく「ペアリングではなくすべてカクテルの一部」なのだ。
秋谷さん自身「クラフトカクテル」と呼ぶオリジナルカクテルはどれも独創的で詩的。チャージは1,000円。
日本語に訳すと“人生の贈りもの”という店名の通り、秋谷さんは今宵もゲストにカクテルという名の贈りものを提供する。
4.ハッピーアワーを味方につける。〈Bar S〉
春限定カクテル「美桜Mio」2,000円、「ストロベリーダイキリ」2,000円。
3階でパフェを食べるのも、4階でクロケットとオムライスを迷ってどちらも注文しちゃうのもいいが、東京銀座資生堂ビルまで来たら最上階へ。そこには天井高約10m、開閉式の天窓が備え付けられた開放的なバー空間が広がる。陽のあるうちの入店をすすめる理由は空間だけではない。17時から19時のハッピーアワーはシャンパンを含めたドリンクやフードなどがなんと一律800円に。秘密にしたいバータイムを楽しもう。
一人カウンターもいいが複数で利用ならソファも◎人数や用途によって使い勝手がいいところもポイント。
フードは専属シェフが資生堂パーラークオリティを担保。バーテンダーやスタッフとの会話にも癒される。
20:00~チャージ1,000円 (ラウンジエリアは終日)。
(Hanako1130号掲載/photo : moron_non text : Shizuka Horikawa)