大人のほろ酔いスイーツ時間。 名店が作る洋酒を使った大人スイーツ4選!いつものティータイムをちょっと大人に。

FOOD 2019.06.12

リキュールにブランデーなど、ジュワッと洋酒の効いたお菓子ファンも多いはず。今回は、いつものティータイムをちょっと大人なひとときにしてくれる、洋酒の効いたお菓子が味わえる都内のお店をご紹介します。

1.フランスの伝統菓子を目の前で作り上げる、まさにご馳走のデザート。〈ATELIER KOHTA〉/神楽坂

キッチンを囲むカウンター9席すべてが特等席。目の前で吉岡浩太シェフが作るデザートを楽しみに、スイーツ女子たちが連日席を埋める。
キッチンを囲むカウンター9席すべてが特等席。目の前で吉岡浩太シェフが作るデザートを楽しみに、スイーツ女子たちが連日席を埋める。

シェフのスペシャリテは「クレープシュゼット」950円(税込)。フランスの古典菓子のひとつで、ソースで煮込んだクレープのこと。まず、薄く焼いたクレープを四つ折りにして、オレンジジュースや砂糖と一緒に煮込む。

オレンジソースでクレープを煮込みつつ、手際よくオレンジの皮を剥いてフランベに。シェフの無駄のない動きにうっとり。フライパンからあがるオレンジの香りがスイーツ欲をくすぐる。
オレンジソースでクレープを煮込みつつ、手際よくオレンジの皮を剥いてフランベに。シェフの無駄のない動きにうっとり。フライパンからあがるオレンジの香りがスイーツ欲をくすぐる。

次に、熱したグランマニエ(オレンジリキュール)を青い炎とともに、らせん状に剥いたオレンジの皮をくるくると伝わせてクレープへと落とす。

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みずみずしく爽やかなオレンジの香りもご馳走のデザートだ。

(Hanako1122号掲載/photo:Masanori Ikeda(YUKAI))

2.900年創業の老舗が手がける〈BUNMEIDO CAFE 日本橋店〉/日本橋

〈文明堂 日本橋本店〉に併設されたカフェでは、カステラやどら焼きを使ったオリジナルスイーツが人気。

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カステラを洋酒入り卵液に半日漬けてオーブンで焼き上げた「フレンチカステラ」880円(+390円でセットカフェ、各税込)。

(Hanako1153号P117掲載/photo : Masato Moriyama, Tomo Ishiwatari (PUBLIC SPACE, BUNMEIDO CAFE), MEGUMI(DOUBLE ONE / ajisai street)illustration : Keita Mizutani)

3.ラム酒の芳醇な香りにうっとり。これぞ理想のサバラン。〈ラ・ヴィエイユ・フランス〉/千歳烏山

〈ラ・ヴィエイユ・フランス〉の「サバラン」

55度という強めのラム酒をたっぷり使い、口に含むと生地からじゅわっとあふれるほど。「お酒のキレと甘さがひとつになり芳醇な香りが生まれています。中央に入ったクリームのまろみやフルーツのフレッシュさのバランスがいい、理想のサバランです」。(スイーツライター・chicoさん)

〈LA VIEILLE FRANCE〉
■東京都世田谷区粕谷4-15-6 グランデュール千歳烏山1F 
■03-5314-3530

【スイーツライター・chicoさん】
スイーツライター、コーディネーターとして女性誌を中心に活躍。共著に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)がある。『東京の本当においしいスイーツ探し』(1、2巻共にギャップ・ジャパン)の監修も務める。

(Hanako1170号掲載/photo:Takafumi Matsumura styling:Hiroko Takenaka
text:Naomi Yokoyama edit:Seika Yajima)

4.ブランデー風味の「パウンドケーキ ドライフルーツナッツ」〈PALETAS GINZA SIX店〉/銀座

ブランデー風味のケーキに、旨みを凝縮したアプリコット、イチジク、オレンジピール、ナッツなどをあしらっている。愛媛の伊予柑や、さくらんぼピスタチオも。1個1,780円(税込)
ブランデー風味のケーキに、旨みを凝縮したアプリコット、イチジク、オレンジピール、ナッツなどをあしらっている。愛媛の伊予柑や、さくらんぼピスタチオも。1個1,780円(税込)

新鮮なフルーツの甘みや果汁を生かしたフローズンフルーツバーの人気店。カラフルなアイスが目を引くが、店舗限定のしっとりと焼き上げたパウンドケーキも見逃せない。

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季節の果実のおいしさをジェラートやヨーグルトにとじ込めた、フローズンフルーツバーの人気店。店舗限定のしっとりと焼き上げたパウンドケーキも話題。

(Hanako1142号掲載/photo : Satoshi Nagare, Akiko Mizuno text : Yukari Akiyama)

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