知る人ぞ知る名店も。 1日丸ごとデートプラン!【東横線エリア】で見つけたおしゃれなお店
中目黒・祐天寺・学芸大学・都立大学と、たくさんのお店が立ち並ぶエリア。一度は行ってみたい憧れなエリアだけど、どこに行ったらいいか迷う…そんな東横線エリア初心者の方にもおすすめのお店をご紹介します。ぜひデートプランに組み込んで!
1.〈The Workers Coffee/Bar〉/中目黒
平日の朝8時から挽きたてのコーヒーとモーニングが楽しめるコーヒースタンド。NYのリノベホテルを思わせる、築45年の雑居ビルを改装したTHE WORKS1階にあり、天井の高い店内からは吹き抜けの窓一面に目黒川沿いの緑豊かな眺望が見渡せる。
カフェのカウンターは眺望抜群。朝は外国人ビジネスマンの姿も。
モーニングメニューには、メレンゲ状にして焼いた卵とベーコンをトーストにのせた「エッグインクラウド」420円、チアシードとフルーツ入りの「グラノーラ ヨーグルトボウル」540円などが。
実はこちら、コース料理も食べられるオールデイダイニング〈ストール〉のインショップ。ともに8~23時に営業し、しっかり食事を楽しみたいならダイニング、コーヒー1杯だけならカフェなんて使い方も。
(Hanako1143号掲載/photo : Shinsuke Matsukawa, Yuko Moriyama, Kenya Abe, Daiki Katsumata text : Makiko Inoue, Yukina Iida, Hiroko Yabuki, Mariko Uramoto)
2. 〈hugo〉/都立大学
代々木上原〈Gris〉など人気店で活躍してきた佐々木啓太シェフ。自身の店は題して“国籍を超えたフレンチ”。
作家ものの器やインテリアからも佐々木シェフの抜群のセンスが窺える。
千葉のサンバファームより直送の有機野菜を中心に国産の食材で組み立てたメニューには、カプレーゼやパスタも登場。スパイスを自在に使い、適度に肩の力が抜けた洗練の皿が評判だ。
(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)
3.〈torse〉/祐天寺
学芸大学駅近くにあった、人気カフェが移転。「駅からは遠くなったけど静かな環境です」と店主。
インテリアにはあえて色を使わず、古材で作ったテーブルやカウンター席をゆったりと配置。のんびりした空気感を大切にした店内では、季節をダイレクトに映したタルトなどのデザートに加え、オムライスやカレーなどのランチも好評。
(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura Michi Murakami text : Kimiko Yamada Yumiko Ikeda)
4.〈水炊き しみず〉/中目黒
京町家をイメージした落ち着いた店内。窓際のお座敷からは目黒川の眺望が広がり、情緒たっぷり。
水炊きを食べながらゆっくり川沿いの景色を楽しめるお座敷。春には満開の八重桜も。
人気メニューは「地鶏の水炊きとスープ炊きのミックス鍋」。鶏ガラ・鶏肉・野菜など、約10種類の素材を丁寧に煮込んだこだわりの白濁スープに、骨付きぶつ切りもも肉、もも肉、胸肉、レバー、ハツ、砂肝、つくね、野菜を入れて楽しむ。
ドリンクは、日本酒、焼酎、ワインなど約50種類あり、鶏料理に合わせて堪能できる。
同じく川沿いの景色が眼前に広がる、2軒隣の姉妹店〈焼鳥あきら 中目黒本店〉もおすすめ。
(Hanako1143号掲載/photo : Shinsuke Matsukawa, Yuko Moriyama, Kenya Abe, Daiki Katsumata text : Makiko Inoue, Yukina Iida, Hiroko Yabuki, Mariko Uramoto)
5.〈Hummingbird coffee〉/学芸大学
築60年以上経つ古い住宅の「魅力を活かしたかった」と店主。店内には真空管のアンプも完備。時間帯を選んで店になじむ心地よい音楽を流している。アンティーク家具と花が印象的な店内には、静謐な空気が流れている。
中目黒から拠点を移した自身の店では、縁のある焙煎家から仕入れた豆を使ったコーヒーを、好みを聞いて丁寧にハンドドリップ。コーヒーとの相性を追求したというスイーツもぜひ。
(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura Michi Murakami text : Kimiko Yamada Yumiko Ikeda)