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充実のセットやおしゃれな空間も必見! しびれる辛さの汁なしから、胡麻とナッツのクリーミーな一杯まで。個性豊かな銀座の担々麺ランチ8選
汁一つとっても、胡桃ペーストが主体のより軽やかなものから、海老の醤を加えたエスニックな味わいのものまで、それぞれのお店の個性が楽しめる担々麺。シェフの工夫が感じられる一杯ばかりです。
1.香り高いラー油と四川山椒が上品なスパイスに。〈飄香 銀座三越店〉
![「百味鶏の得セット 正宗担担麺 加茶叶蛋」(ランチタイム)(2,160円)(税込) 「百味鶏の得セット 正宗担担麺 加茶叶蛋」(ランチタイム)(2,160円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A4983.jpg)
オーナーが現地に赴き、本場の味を再現した「汁なし担担麺」。底に沈んだタレと一緒に麺を混ぜ絡ませば、香辛料がふわっと鼻腔をくすぐり食欲全開。旨みを凝縮した自家製ラー油と花椒のピリリとした刺激が、甘辛い肉みそを爽やかにさせる。茶たまごの付け合わせはランチのみのサービス。
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![DMA-_G4A5002 DMA-_G4A5002](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A5002.jpg)
![DMA-_G4A4987 DMA-_G4A4987](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A4987.jpg)
鶏スープと日替わり3種の前菜に加え、ディナーの人気メニュー「アオリイカの豆鼓炒め、青じその香り」も味わえるなど、高級感を満喫できるセット。
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2.最後の一滴まで飲み干したくなるピリ辛スープ。〈銀座芳園〉
![「ウィークデーランチ 合桃担々麺 」(1,000円)(税込) 「ウィークデーランチ 合桃担々麺 」(1,000円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7196.jpg)
〈龍天門〉で研鑽を積んだシェフのスープは、胡麻よりも軽やかになるくるみペーストが主体。どんどん飲みたくなるのは、もったりしていないのにコクがあり、唇がちょいしびれる程度の辛みも絶妙だから。コシのある特注麺にパプリカといった意外な具材など、味の構成はさすが!
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くるみスープと相性抜群のご飯。最後にスープをかけて雑炊風に。日替わりの中華小鉢やデザートもセット。
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3.脳天を突き抜ける辛痛に、汗も箸も止まらない!〈過門香 銀座本店〉
![「四川担々麺セット」(ランチタイム)(1,300円)(税込) 「四川担々麺セット」(ランチタイム)(1,300円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7375.jpg)
本店で長年愛され続ける担々麺は、唐辛子と花椒を炒めた「ガンラー」の辛みが決め手。舌がしびれ、むせるほどの鮮烈な辛さだが、同時に山椒の豊かな風味やスープの旨み、ナッツや青菜の強い歯ごたえが中毒性のおいしさ。ガンラーは自由に増量できるので、激辛好きの女子にはたまらない!
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![DMA-_G4A7389 DMA-_G4A7389](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7389.jpg)
お粥かご飯が選べ、中華風漬物を箸休めに。ぼたっとしたお粥は、沈んだ具をすくって一緒に食べるのがツウ。
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4.濃厚胡麻スープが排骨に染み込み、満腹感100点!〈担担麺ごまる〉
![「排骨担担麺 」(1,080円)(税込) 「排骨担担麺 」(1,080円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7534.jpg)
さまざまな担担麺が味わえる専門店。とろみ系の胡麻スープにもっちり麺、さらに揚げ豚をどんっ!とのせたボリューム満点のこちらは、やや強めの花椒とラー油がほどよいアクセントに。追い胡麻をかけると味に立体感が生まれ、より胡麻感がアップ。自分ですり潰せるサービスもうれしい。
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![DMA-_G4A7518 DMA-_G4A7518](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7518.jpg)
すり鉢入り胡麻と、女性にはスムージーも。バゲットorご飯は平日ランチのみ(11:00~15:00)。
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5.すっきりした辛みと滋味深い味わいにほっこり。〈らーめん松富〉
![「松富風担々麺」(850円)(税込) 「松富風担々麺」(850円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A7443.jpg)
路地裏に佇むラーメン店の看板メニューは、銀座高級クラブのお姉さまもお忍びで食べにくる、優しい味わいの担担麺。胡麻の香り漂うピリ辛スープには酢を効かせ最初は酸っぱ辛く、スープが混ざるにつれてマイルドに変化。そのさりげない二段仕込みで、飽きることなくペロリと完食。
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6.胡麻とナッツのクリーミーな甘さに胸キュン♡〈PARADISE DYNASTY〉
![「濃厚担々麺」(ランチタイム)(980円) 「濃厚担々麺」(ランチタイム)(980円)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A5152.jpg)
8色小籠包の有名店でも人気の高い担々麺。辛さが苦手な日本人向けとあって、スープの素には胡麻とピーナッツを使用し、さらに上からバターピーナッツを盛り付けるなど、極力辛みを控えた仕上がり。このまろやかなコクと濃厚な甘みを堪能したいため、香辛料を追加する人は稀だそう。
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通常は麺の上にトッピングされているパクチーだが、苦手な人や量を調整したい人は別皿での用意も。大盛り無料。
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7.エスニックな辛みと旨みにあっと驚く気鋭の一杯。〈香港1997 銀座店〉
![「ランチセット 担々麺」(1,200円) 「ランチセット 担々麺」(1,200円)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A5638.jpg)
さまざまな調味料を駆使した奥行きのある味わいは、食通たちも唸るほどの絶品。海老の醤を加えたスープと上に散らした桜海老が、華やかかつスパイシーな要素を盛り立てる。ナッツの甘みに刺激的な辛さ、野菜のシャキシャキ感が一体となり、口の中で担々麺の常識を超越。行列覚悟でぜひ。
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薬膳や野菜の土鍋炊き込みスープは、中国人客も納得するクオリティ。それでいておかわり自由なのは赤字覚悟。自家製ラー油のじわじわくる本場の辛さ。ほかに漬物とデザート、お菓子まで。
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8.自家製ラー油のじわじわくる本場の辛さ。〈四川担担麺1841〉
![「汁なしタンタン麺」(1,100円) 「汁なしタンタン麺」(1,100円)](https://img.hanako.tokyo/2017/05/DMA-_G4A4879.jpg)
ラー油のレベルで四川料理の味が決まるというほど、自家製ラー油にこだわりのある専門店。汁なしを選べば、スープで薄まらない分、タレの濃い味とラー油の旨みが口いっぱいに広がる…かと思いきや、後からしびれる辛さが舌と喉を直撃。このパンチの効いた味のレイヤーがやみつきに。
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ご飯、サラダ、漬物、日替わりデザートがワンセット。最後に余った肉みそをご飯にかければ、〆の中華風そぼろ飯として二度おいしい。
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(Hanako1130号掲載/photo : Megumi Uchiyama text : Yukina Iida)