〈Tamitu〉のスパイス香るダマスクローズの蜂蜜。
「『BALMUDA』でカンパーニュのまわりをカリッと焼き、バターをのせます。その上に華やかな甘みがクセになる蜂蜜、〈Tamitu〉の『000 Rose』をたら~り。すると、愛犬ペッカがやってきて、膝にアゴを乗せておねだり。これも、毎朝の光景です」
焼いたバゲットに冷たいままのバターをのせる
「バターが大好き。お気に入りは、コクがありながらもすっきりした塩気とフレッシュな後味で、澄んだ印象をもたらす『佐渡バター』。ひんやりした固形状が口内で溶けて旨みが広がり、徐々にパンの熱で緩み生地に染み込んでいく。その過程がたまりません」
オリーブオイルと混ぜたデュカをオンして食べる
「デュカはローストしたナッツやごま、スパイスをミックスした中東発祥のスパイス。私の定番は、〈KALDI〉のもの。食パンだったら、チーズと一緒にのせて食べるのがおすすめです。キャロットラペと合わせてサンドイッチにしてもおいしいですよ」
旅先で購入した木製のバターナイフ
「スウェーデンやエストニア、松本など、出張先の各地で購入した木製バターナイフ。それぞれに個性があり、使うたびに旅の思い出が蘇ります。イギリスの蚤の市で購入したガラス製のバターケースには、フランスのボルディエバターやよつ葉バターを入れて」
朝はいつも食パン。決まったレシピでいただきます
「食パンにチーズをのせてから卵を割り、マヨネーズをかけてトーストします。焼き上がったら、黒コショウをまんべんなく。焼き方にこだわりはありませんが、焦がさないように焼き上がるまで近くで見守っています。お供には、冷たい牛乳が欠かせません!」
薪の窯で焼かれたやちむんと島バナナ
「家族全員、大好きな沖縄の〈宗像堂〉の薪窯で焼かれたパン。島バナナを買って帰るのもお約束。食感が楽しい角食パンはスライスして冷凍保存し、食べるときはせいろで蒸してから、トースターへ。バナナをのせ、パン同様に薪窯で焼いたやちむんに盛り付けます」
illustration_iwashimaayu text_Wako Kanashiro, Yoshie Chokki edit_Yoshie Chokki