この秋は、さつまいもに新たな引き出しを|細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ FOOD 2023.09.15

今日は自分のために作る日、今日は誰かのために作る日…。「誰が食べる」をテーマに、フードデザイナー・細川芙美さんが、同じ食材を使って2パターンのレシピを紹介します。

【よそいきレシピ】さつまいものマッシュ、飴がけ

さつまいものマッシュ、飴がけ

■材料(4〜5人分)
さつまいも(細め)…2本(350g)
砂糖…小さじ1と1/2
バター…10g
醤油…小さじ2
カシューナッツ…ふたつかみ(30g)
白胡麻…大さじ1
黒胡麻…大さじ1

★飴
砂糖…200g

※細川MEMO
1人前ずつ、串を刺してピンチョス風!

STEP1:下ごしらえ

【1】さつまいもの皮をむいて乱切りにし、5〜10分水にさらす。鍋に入れ、さつまいも全体が浸るくらいの水を入れ強火で茹でる。竹串を刺してひびが入るタイミングでざるに上げ、お湯を捨てたら再び鍋に戻す。

STEP2:タネを作る

【2】さつまいもは木ベラなどで潰し、砂糖、バター、醤油を加えて混ぜる。広げたラップにスプーン一杯分のせて包み、巾着のようにねじって固定。形ができたらラップをはがし串刺しに。
小さなボウルに砕いたカシューナッツと白胡麻、黒胡麻を合わせてトッピングを作っておく。

STEP3:飴の準備

【3】フライパンに砂糖、水60ml(分量外)の順で入れ、強火にかける。絶対に触らず、砂糖が完全に溶けるまで加熱。

STEP4:仕上げ

【4】飴が少し色づいてきたら弱火にし、串刺ししたさつまいものマッシュをしっかりくぐらせ、すぐに2のトッピングをつけたら完成。

「さつまいものマッシュ、飴がけ」の完成

さつまいものマッシュ、飴がけ

和のお皿に笹の葉などをひくとより和菓子っぽい雰囲気。5分ほど冷蔵庫に入れておくと、飴がよりパリッとします。持ち運びの際は冷やして持っていくことを忘れずに。カシューナッツと胡麻はアレルギーの方もいるので、事前確認がベター。よそいきは用意周到に。

連載『細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ』の読者のみなさんへ

実は、今回で連載『細川芙美のおうちレシピ、よそいきレシピ』は最終回となります!おうちレシピではより簡単に楽しめるものをテーマに、よそいきレシピでは食卓や食べる人をイメージしながら考えて作らせていただきました。これからもあなたの料理ライフが楽しくておいしいの笑顔であふれますように。そして、これからも細川芙美はあなたの料理好きな友達でいられますように。またお会いしましょう〜!

photo:Miyu Yasuda

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