AIやネットには出てこないニッチな情報の宝庫!ゆっきゅん流ミュージアムの楽しみ方。
1995年生まれ、岡山県出身。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。2021年からセルフプロデュースによる「DIVA Project」を始動。5月にバンドセットでの単独ソロ公演を恵比寿〈LIQUIDROOM〉にて開催予定。
せっかくなら120%でミュージアムを堪能しよう

デビューシングル「DIVAME」から一貫して、性別も職業も関係ない自分らしい誇り高さや曲げない精神について語り、働くアラサー女性を中心に多くの共感を集めているゆっきゅんさん。芸術や映画、ファッションについての造詣も深く、東京のみならずアート情報を幅広く敏感にチェック。ミュージアム通いも欠かさないという。
「国立や公立の美術館や大きな私立美術館なども当然足を運びますが、小さな博物館や資料館にも魅力的なものがたくさんある。ネットだけで検索していると辿り着けない情報はラックから得ています。美術館などにもありますが『○○プラザ』とか『○○とぴあ』などと名のつく自治体施設に行くとチラシがバーッと並んだラックスポットと小展示がある。そこで情報を収集します。東京だと、〈日比谷図書文化館〉がラックの聖地。最近も〈憲政記念館〉で『女性と議会政治のあゆみ』展を開催というチラシを発見し、必ず行こうと思いました」

今回、訪れたのは東京・江戸川橋にある〈印刷博物館〉。現存する世界最古の印刷物「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」など印刷の歴史や文化を知る印刷物や活字、道具、機械など300点余りを展示する。「ここもチラシでみつけて気になっていた場所。ひとつの視点で掘り下げる博物館や資料館は専門性が高いからこそ、その場所だから知ることができる〝財〞が眠っている。それを見逃したくないんです。今日も、フォントの歴史を追い、活版を実体験して、人の伝えたいという気持ちが印刷技術の進化に繋がったんだと勉強になった。世の中は知らないことばかりです」
〈印刷博物館〉には施設内に活版の印刷工房もあり、見学ツアーや活版印刷を実際に体験できるコーナーが。ゆっきゅんさんも前のめりで体験に立候補。

「せっかくなら120%で楽しむのもマイルール。ワークショップやギャラリーツアーがあれば必ず参加する。また、どの美術館にもある市民や学生の公募展を鑑賞するのもいいものです。気になれば目的以外の場所にも寄り道してみるとそこにもなにか学びがある。すべては生涯学習のひとつだと思うといいのかなと感じています」
ゆっきゅん流ミュージアムの楽しみ方1. 情報はネットよりラックで。

ネットには共有しきれないニッチな展示情報をラックで発掘。市町村が作るガイドマップもレア情報が多めなので逃さずチェック。
ゆっきゅん流ミュージアムの楽しみ方2. 博物館・資料館には発見が必ずある。
専門性のある博物館や郷土資料館などには、ここでしか知り得ない“学び”が多々。無料展示のものも多く、気軽に出かけてみたい。
ゆっきゅん流ミュージアムの楽しみ方3. 見学ツアーには前のめりで参加する。
ワークショップなども必ず参加しミュージアムが“伝えたいこと”をより深くキャッチ。図録などが読める図書室に立ち寄るのも◎。
住所:東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル
TEL:03-5840-2300
営業時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
定休日:月休
入場料500円
現在、1階の〈P&Pギャラリー〉では『世界のブックデザイン2024-25』が開催中(2026年3月22日まで)。
ゆっきゅんおすすめのこだわりミュージアム1. 漫画なら〈旧尾崎テオドラ邸〉
「取り壊し予定だった水色の洋館を漫画家の山下和美さん中心で漫画文化の聖地に。主に少女漫画と建築の組み合わせが幸せ」
住所:東京都世田谷区豪徳寺2-30-16
TEL:03-6413-5413
営業時間:10:00~18:00
定休日:木休(展示入替休館あり)
入館料:1,000円~(事前web予約)
ゆっきゅんおすすめのこだわりミュージアム2. 歴史・文化なら〈千代田区立日比谷図書文化館〉
「1階の特別展示室では文化やアート、歴史など地域性にも紐づいた展示が楽しい」
住所:東京都千代田区日比谷公園1-4
TEL:03-3502-3340
営業時間:10:00~22:00(土~19:00、日祝~17:00、特別展入室時間はwebで確認を)
入館料無料、特別展500円
ゆっきゅんおすすめのこだわりミュージアム3. 映画なら〈鎌倉市川喜多映画記念館〉
「歴史を知る展示だけでなくシアターも併設されているので映画も一緒に楽しめます」
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-2-12
TEL:0467-23-2500
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月休(月が祝の場合、翌平日が休)
入館料:企画展300円、特別展500円 ※映画鑑賞料は別。



















