今年の流行語大賞は「ONETEAM」! 2019年話題の人・ラグビー日本代表選手4人にインタビュー。それぞれが語るラグビーへの熱い想いとは。 LEARN 2019.12.28

今年話題になった、ラグビーW杯。日本代表の勇姿に元気をもらった方も多いはず。今回は本誌連載『LOCKER ROOM』より、大会前に編集部が日本代表選手にインタビューしたはみだしレポートをご紹介!

【松田力也選手】強靭なボディとは裏腹に内面はとっても繊細!?

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ラグビー日本代表の松田力也選手。連日熱戦が続く「ラグビーワールドカップ2019」の代表メンバーとしても活躍中で、日本ラグビー界の未来を背負う選手の一人。

本誌取材が行われたのはワールドカップ開幕前。多忙な時期にも関わらず、「こうしてラグビーを盛り上げてもらえるのはうれしいです」と、快く取材に応じてくれた松田選手。ガッシリとした肩回り、服の上からでもわかる分厚い胸板…。ラガーマンならではの鍛え抜かれた肉体美を目の前に興奮せずにはいられない。ふと、短パンからのぞく足に目をやると、すね毛が1本もなくツルツル! 理由を伺うと「テーピングを剥がすとき、一緒に毛が抜けて痛いので剃ってしまっています(笑)」とウラ話を明かしてくれました。

私物撮影では、「これでいいですか?」とスマートフォンを差し出し、「このバッテリー内臓ケースが必需品なんです」と満面の笑み。もともと心配性だという松田選手は、遠征時などの荷物もついつい多くなってしまうそう。「何かあったら…と考えてしまうタイプなので。以前はスマホの充電切れもよく気になっていたのですが、このケースに出合ってからは不安も解消されて。ホントにいいですよ!」と得意げに話す姿がなんとも愛らしい。グラウンドの上で見せる闘争心むき出しの姿とは別人。繊細でチャーミングな素顔にたまらなくほっこり♪

・Birthday 1994/5/3
・Blood type O
・Height 181cm
・Birthplace KYOTO

まつだ・りきや/ポジションはスタンドオフ。6歳でラグビーを始め、帝京大学ではチームの大学選手権8連覇に貢献。現在はパナソニック、サンウルブスで活躍。日本代表には大学4年次から選出され、「ラグビーW杯2019」でも代表メンバー入り。

(photo : Emiko Tennichi text&edit : Naoko Sekikawa)

【田中史朗選手】日本ラグビー界のスーパースター。素顔は気さくな癒し系!

まさに仏顔!温厚スマイルに癒されまくり。
まさに仏顔!温厚スマイルに癒されまくり。

ラグビー日本代表の田中史朗選手。代表メンバーの精神的支柱であり、日本ラグビー界の顔でもある田中選手はラグビーの普及活動も積極的に行い、オフのたびに幼稚園や小・中学校を回り、子供たちと触れ合っている。本誌取材が行われたのも神奈川県の幼稚園などを回られたあとで、それでも疲れた顔は一切見せず、取材中は終始ニコニコ。「撮影には慣れてきましたが、顔がコレやから恥ずかしいですよ。(日本代表の)田村優や松島幸太朗みたいにキリッとした顔じゃないですから(笑)」と周りを笑わせ、和ませる。

私物紹介コーナーに掲載するものを相談していると、バッグに手を突っ込みガサゴソ…。出てきたのは、本誌で紹介したグミ(「HARIBO」)の小袋。撮影が終わると、「よかったらどうぞ!」と小袋を差し出し、プレゼントしてくれる。スーパースターなのにとっても気さくで、どんなときでも周囲への気配りを忘れない。

自身3度目の出場となる「ラグビーワールドカップ」がついに9月20日、開幕。母国開催で目指すは日本史上初のベスト8以上。「年齢的なことを考えると、僕はこの大会がラストになると思います。今後も日本代表に呼ばれるならば行きたいですが、ずっと呼ばれ続けるわけではないし。逆に、僕がずっと日本代表に入っているようでもダメ。日本のラグビーが成長していないことにもなりますから」日本代表のバックスでは最年長となる34歳。桜のジャージを着て、力の限りに戦う姿を目に焼き付けたい。

・Birthday 1985/1/3
・Blood type O
・Height 166cm
・Birthplace KYOTO

たなか・ふみあき/ポジションはスクラムハーフ。伏見工業高校の1年次に全国高校ラグビーで優勝。2012年、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のハイランダーズに加入。日本人初のスーパーラグビー選手に。「ラグビーワールドカップ2019」日本代表メンバー。

(photo : Emiko Tennichi text&edit : Naoko Sekikawa)

【姫野和樹選手】プライベートは甘えん坊タイプ!?女性にしてもらってうれしいことって?

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日本ラグビー界の期待の新星、姫野和樹選手。前線でチームのために体を張るFWの選手なだけに、胸板はTシャツの上からでもわかるほどこんもり分厚く、腕もムッキムキ! ちなみに腕回りは42cm。以前、あるラグビー番組で、リンゴを片手で握りつぶす怪力ぶりを披露していたが、「普段は握りつぶして食べたりしませんよ。やっていたら、野蛮でしょー!」と大笑い。ハジける笑顔はその場をパーッと明るくする。

撮影時にはカッコよすぎる神対応も目撃! 撮影していた公園のスプリンクラーから水が出ていることに気づくと、本誌スタッフに水がかからないよう、サッと手でかばってくれる男前っぷり。ラグビーは“紳士のスポーツ”と言われるだけに、まさにジェントルな対応でした。

本誌でも触れていますが、「プライベートでは甘えるタイプ」という姫野選手。女性に何をしてもらえたらうれしい?の問いには、「料理を作ってもらえたらめっちゃうれしいです」と満面の笑みで話し、「オムライスが出てきたらテンション上がります。卵はトロトロではなく、昔ながらのオムライスが好きです。ケチャップでハートが描いてあったら? かわいいなと思いますね(笑)」とニッコリ。そのハニカミ、やっぱりズルいです♪

・Birthday 1994/7/27
・Blood type B
・Height 187cm
・Birthplace AICHI

ひめの・かずき/ポジションはFWのNO8(ナンバーエイト)。ラグビーの強豪、帝京大学卒業後、昨年、トヨタ自動車へ。ルーキーながらキャプテンを務め、トップリーグの新人賞を獲得。現在、日本代表やスーパーラグビーのサンウルブズでも活躍中。

(photo:Yasunori Yamamoto(GIG)text&edit:Naoko Sekikawa)

【流大選手】眩しい笑顔で語るラグビーへの愛。

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インタビュー時、「ラグビーが大好きです」と、声高に話していた流選手。ご自身のツイッターでも、ラグビーのニュースやラグビー選手の記事をかなりの頻度でリツイート。加えて、他のスポーツ選手の記事もチェックされているようで…。「スポーツ全般好きで、ラグビー以外のスポーツ中継も見ています。特によく見るのはサッカーですね。中学卒業するまではラグビーと並行してサッカーもやっていたので好きですし、高校からも推薦が来たりして、ラグビーとサッカー、どちらの道に進むか迷ったほどです」

ラグビーを選んだ理由は?
「サッカーもそれなりに自信はあったんですけど、うまいヤツはとことんうまくて、正直サッカーでは有名になれないなって(笑)。でも、ラグビーだったら絶対にいける!と思ったのと、高校の先生からも熱心なお誘いをいただいたので決めました」

現在は、強豪『サントリーサンゴリアス』のキャプテンを務め、日本代表メンバーとしても活躍する流選手「ラグビーを選んで本当によかったと思います。今、いい人生を送れているので」。そう、まぶしい笑顔で話してくれました。

・Birthday 1992/9/4
・Blood type A 
・Height 165cm
・Birthplace FUKUOKA

ながれ・ゆたか/ポジションはスクラムハーフ(SH)。帝京大学時代、4年次には主将を務め、チームを大学選手権6連覇に導く。2015年、サントリーサンゴリアスに入部。昨季より主将を任され、トップリーグと日本選手権優勝の2冠達成の立役者に。

(photo : Yasunori Yamamoto(GIG) text&edit : Naoko Sekikawa)

※このインタビューは全て大会前に行われたものです。

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