Town & City Guide 清澄白河の魅力#2 美味しい飲み屋さん5選

TRAVEL 2023.12.30

老舗と新店が入り交じる東東京の中でも、緑豊かで静けさが心地よい清澄白河。そんな空気と相まって“コーヒータウン”として人気を博したが、近年では“クラフトマンシップ”を感じるお店が続々登場し、オールデイの散策が楽しい街に。TOWN&CITY GUIDEでは、清澄白河でワインバー〈que c'est beau/ガゼボ〉を営む新宮未奈さんにおすすめのお店を紹介してもらいます。
今回は、ワイン醸造所やブルワリー、ジンの蒸留所など、造ったお酒をその場で飲める飲食店が増えている清澄白河で、美味しくお酒が飲めるお店5選をご紹介。

INDEX

清澄白河のナチュラルワインムーブメントの発信地。〈que c'est beau/ガゼボ〉

新宮未奈さん・ロペス(朋樹)さん夫妻が、2020年にオープン。ロペスさんが〈フダン〉を始めたのをきっかけに、若手シェフが料理担当に。未奈さんの物腰柔らかながらワインへの愛を感じるサービスが特徴。フランスを中心に約200種のボトルを取り扱う。

住宅街で醸される、日常に寄り添うワイン。〈清澄白河フジマル醸造所〉

都内のワイナリーの先駆けとして2015年にオープン。1階の醸造所で日本産ブドウのみを使用して丁寧に醸されたワインを、2階のレストランで季節の食材を使った料理と共に楽しめる。東京都現代美術館に行く前後のランチにも◎。

地元民も慕う隠れ家ブルワリー。〈Folkways Brewing〉

Hanako 清澄白河 ブルワリー ワイン 〈Folkways Brewing〉

ビール樽の看板を目印に、地元のビール好きが集うブルーパブ。定番のほかフルーツを使ったオリジナルビールも評判だが、迷ったら店主でブルワーでもある古沢大典さんに相談するのが◎。食事の前のフラッと一杯にもおすすめ。

オーガニック野菜の旬を味わうアレンジで。〈the Blind Donkey〉

神田で愛されたオーガニックレストランが移転オープン。全国の農家のフロントウィンドウとして、良質な素材の味をしっかり楽しめる料理を提供。メニューは野菜の仕入れ状況次第なので訪れるたびに新たな逸品に出合えるはず。

Point!

〈the Blind Donkey〉があるのは、今年11月10日にリニューアルしたばかりの小規模複合施設〈リトルトーキョー〉2階の〈the Blind Donkey〉の他に、1階は日本ワインの角打ちスタンド、3階では様々な分野で活躍する人が一日店長として運営するカフェやバー、シェア型書店の〈LIFE BOOKS&JOBS〉を併設。清澄白河に新たな風を吹かせてくれそう。

初心者も玄人も虜にする出来たてビールを堪能。〈BEER VISTA BREWERY〉

「クラフトビールをもっと気軽に楽しんでほしい」と昨年12月にオープンしたブルワリー併設のビアパブ。今年の4月から自家醸造を始め、「飲むシチュエーションから想起したビール」と、ビールに合わせた一品料理を提供する。

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