PUTTING IN THE BAG 旅慣れている人の、旅のもちもの。#3 福本敦子 (美容コラムニスト)

TRAVEL 2023.12.19

美容コラムニスト・福本敦子さんの旅のもちものと、旅のプラン。

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求めるのは旅先でも気持ちよく過ごすこと。

幼い頃から海の向こう側に惹かれ、大人になったら様々な場所を旅したい、と願っていた福本敦子さん。「見知らぬ土地では計画にないことが起きるけど、感性のフタを外して楽しめるから好き」という彼女の持ち物を覗いてみると…。「街を歩いてその場の空気を感じたいので荷物はなるべく身軽がいい。寒い場所に行く時はダウンやフリース素材のサロペットなど軽くて動きやすい服を選びます」
 
もうひとつ大切にしているのが、ホテルに滞在する時間。「部屋で気持ちよく過ごすためのアイテムを持っていきます。体をほぐすためのトレーニングバンドや、乾燥しやすいのでシートマスクとコームは必需品。日本の味が恋しくなった時のためのほうじ茶やどんこ(干し椎茸)も忘れずに。『よもぎ温座パット』で腰回りを冷やさないようにケアすることも。スキンケアは普段使っているアイテムのミニボトルを一式。あとはハンドフレッシュナーやロールオンで好きな香りを数種類」「旅にはタイミングとテーマがある」と著書で語っていた福本さん。2022年の秋、闘病を続けた母を見送った直後に癒しを求めて旅したコペンハーゲンでの5日間を紹介します。

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DESCRIPTION
❶〈MOTHER〉のダウン。❷〈GANNI〉のバッグ。❸お土産には美術館のエコバッグを。❹〈PHEENY〉のサロペット。❺部屋に着いたら〈MIVIOS〉のトレーニングバンドでエクササイズ。❻カッサにもなる〈ラブクロム〉のコーム。❼化粧ポーチは〈EmilioPucci〉。❽自身でプロデュースしたシートマスクを乾燥対策に。❾香りを楽しむためのアイテム。❿〈uka〉のシャンプーなどミニボトルを持参。⓫「湯躍」の入浴剤。⓬よもぎ蒸しから着想を得た「よもぎ温座パット」。⓭飛行機や朝の散歩で着用。〈pubicare〉のかかとソックス。⓮疲れた時はほうじ茶でほっと一息。⓯どんこが鰹節に替わることも。⓰日本の味が恋しくなった時の救世主。⓱YouTube用の動画はこちらで。⓲旅に1冊の本は必須。⓳スーツケースは〈無印良品〉。

PLAN 癒しとアートに触れる5日間。

DAY1
インテリアとして置かれている家具や色使いに惹かれて宿泊先に決めた〈CocoHotel〉にチェックイン。グリーンがあふれる中庭も素敵な空間。17時からは、1階のカフェで宿泊客にワインが振る舞われるサービスも。

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DAY2
市内の観光スポットの入場料や公共交通機関が無料になる「コペンハーゲンカード」を使って美術館巡り。〈デザインミュージアム・デンマーク〉では、生活で使うプロダクトに潜む端正なデザインに触れることができる。


DAY3
散歩中にガラスアーティストのHelle Mardahlのショップを発見!と思いきやそこはショールーム。運よくこの日は見学させてもらえることに。〈The Poster Club〉のショールームにも入ることができたラッキーな一日。


DAY4
街の至る所に公園があり、滞在中は朝の散歩が日課に。人がまばらな時間帯に、少しひんやりとして澄んだ空気のなかを歩くのが最高の癒し。
日本から持参した温めグッズを身につけて歩けば、寒さも感じずに楽しめる。

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DAY5
最後に訪れたのは、世界一美しいとも評される〈ルイジアナ近代美術館〉。老若男女が集まり、丘になった庭から海が見下ろせる気持ちのいい空間。最寄り駅からの15分ほどの道のりに現れる森の小径もとても可愛らしい。

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ALWAYS TOGETHER
万能に使える〈アルジタル〉の泥パック。歩き疲れたら足裏やふくらはぎに。生理中は下腹部に貼ると痛みや張りを軽減してくれる。旅に欠かせない一品。

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photo_Miyu Yasuda text_Dai Iwaya

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