憧れの〈富士屋ホテル〉には、あえてひとりで|まろが行く、ひとりホテルのすゝめ TRAVEL 2023.05.16

ひとり時間の楽しみ方を提案するメディア「おひとりさま。」を運営する“まろ”が、ひとりホテルステイならではの魅力を伝える連載。第5回は、神奈川県・箱根にあるクラシックホテル〈富士屋ホテル〉です。

ここは天国ですか…?翌朝も冷めない“富士屋の魔法”

朝は、〈メインダイニングルーム ザ・フジヤ〉で。このダイニング、本当に夢にまで見ていた場所で、着くやいなや大興奮。席に着いた瞬間に、この絵(風景)が飛び込んできて、もうここは天国ですか…?と本気でほっぺたをつねりそうになりました。

朝食はフルサービスのスタイルなのですが、私は「ペストリーブレックファスト フジヤ」をオーダー。この、フレンチトーストとシナモントースト、パンケーキの組み合わせがたまらなくて。お上品に少しずつ、全部食べられるのが最高ですよね。

そして何よりお皿やカトラリーの並びもすべて美しい。朝日も相まって、本当にここは天国かと思いましたよ(2回目)。

イスの裏に潜む柱の彫刻。
イスの裏に潜む柱の彫刻。

席を立ったら、じろーっと鬼の形相で睨んでいる人が…!実はこの柱の彫刻、ホスピタリティに特に厳しかった3代目社長・山口正造氏をモデルにしているそうで、常にサーブしているスタッフを監視しているのだとか(笑)。怖いけどかわいい?裏話ですね。

偶然入ったお手洗い。タイルのかわいさに感動。
偶然入ったお手洗い。タイルのかわいさに感動。

いかがでしたでしょうか?ここ最近、一番感動したホテルとだけあって、ちょっと筆に力が入りすぎてしまった気もしますが(笑)。ひとりだからこその〈富士屋ホテル〉、クラシックホテルの楽しみ方をお届けできたのではないかなと思います。

半年経っても色褪せない思い出で溢れることって滅多にない気がして、みなさんにもぜひ泊まって味わってほしいです。「早く行っておけばよかった」と何度も後悔したので、できればお早めに!

それでは、HAVE A NICE HITORI HOTEL!

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